◆子宮は赤ちゃんにとって、初めてのベッドです
ふかふかで暖かく快適でなければ、赤ちゃんも安心して育つことができません。まずは、元気な母体作りから始めましょう。
※当店は、子宝相談において日本国内で製造された製品のみを使用しております。
妊娠して元気な赤ちゃんが生まれるまで“約十ヶ月間、お母さんと赤ちゃんの長い旅”は続きます。長旅の終点を明るく元気に迎えるために“赤ちゃんとお母さんの身体づくり”は、とても大切なことです。
現在、不妊は女性だけの問題ではなく、ご夫婦二人の問題と認識されるようになってきています。まずは、
〇お互いを尊重し、思い、労わりましょう。
〇現実を見据えて冷静に対処していきましょう。
〇そのための計画や作戦を立てましょう。
病院でしてもらうこと、ご夫婦で準備しておくこと、区別して考えておかないと頭が混乱してしまうかもしれません。産婦人科の先生は人数が少なく仕事がとてもハードです。予め全体像をざっくりと把握しておくと診察もスムーズに進みます。
男性はご存じないでしょうが、子宮や卵巣が腹腔内にあることで女性の肝臓は男性の2/3ぐらいの容量しかなく、肝機能の余裕が男性ほど大きくはありません。その上、妊娠された場合にはストレスや疲労に対する負担が胎児の分も増えるため、月齢によっては対応することが困難になってしまうことも多くなります。これが妊活に対して、男性側の応援・協力・支援・手助け・愛情がどうしても必要となる所以です。
妊婦さんに糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞、産後うつなども含めていろいろな病気が起こりやすくなるのは、妊娠による肝臓への負担だけでなくストレスと疲労の蓄積が考えられます。
コレステロールには悪いイメージがありますが、実は女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)、男性ホルモンのテストステロン、ステロイドホルモンなどの材料にもなります。しかし、コレステロールは主に肝臓でつくられるため、肝臓が疲労して機能低下を起こすと女性ホルモンや男性ホルモンの産生量が減少し、排卵異常や卵子の成長不良が起こりやすくなったり、元気な精子が造られにくくなったりする可能性があります。
精子の減少と老化
ここで注意しておきたいのは、ストレス過多になるとそれらに対応するため、女性ホルモンや男性ホルモンよりもステロイドホルモンが優先してつくられてしまうことです。これも、不妊症が増える原因の1つなのかもしれません。
活性酸素が身体に悪いという話をよく聞きますが、実は呼吸した酸素の2〜3%は活性酸素に変わるのです。また、ストレスでも体内に活性酸素は生じます。活性酸素は細菌を殺菌することにも使われますが、出過ぎると身体のいろんな部分も攻撃してしまいます。現在のようなストレス社会においては、卵子や精子がその影響を受けて妊娠しにくくなっている可能性は否定できません。
「葉酸・鉄・亜鉛のお話」
葉酸は水溶性のビタミンの一種ですが、他のビタミンの摂取量が少なければ、それらの下限に合わせた働きしかできません。自分の身体には、どのようなビタミンが不足しているのか、正しく認識する必要があります。
ビタミンは人間が生きていくために必要不可欠な栄養素のうち、タンパク質・炭水化物・脂質の三大栄養素を除く有機化合物の総称です。ミネラルと同様に微量でも役割はとても重要で、三大栄養素の代謝を助け潤滑油のような働きを体内でしてくれます。また、ほとんどのビタミンは体内で作りだすことができないため、不足すると病気になったり、成長に影響が出る可能性があります。
ビタミンは水溶性と脂溶性の二つに分類されます。水溶性ビタミンの多くは過剰に摂取しても尿と一緒に排泄され過剰症の心配はありませんが、体内に貯め置くことはできないためにこまめな補給をする必要があります。脂溶性のビタミン(Eは除く)は、油で調理すれば吸収は高まりますが、体内に蓄積されやすいために過剰症が起きることがあります。普通の食生活では心配はほとんどありませんが、肝油やサプリの摂り過ぎ、レバーの食べ過ぎには注意が必要です。
■水溶性ビタミン(全9種類)
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンC。※ビタミンCを除く8種類のビタミンは、総称してビタミンB群と呼ばれることがあります。
■脂溶性ビタミン(全4種類)
ビタミンA、ビタミンⅮ、ビタミンE、ビタミンK
鉄は空気や水分などに触れて酸化が進めば毒性が高まる金属です。ここは重要なポイントで、鉄でさえあれば何でもよいというわけではありません。出来るだけ、鉄が酸化しないようにする工夫が必要です。
亜鉛が不足すると妊娠はしにくくなりますが、不足すると妊娠しにくくなる要因は他にも多くあります。昔の女性はサプリがなくても、たくさんの赤ちゃんを産み、育てました。どこが今と違うのでしょうか。よく考えてみれば、道筋は見えてくるはずです。
人間の身体の営みは、スポーツに例えればサッカーやバスケットボールに似ています。何人もの選手が動き回りながら互いに連携し、1つの目標に向かって進んでいくからです。相撲や柔道のような1対1の競技と違ってチームプレーが鉄則で、選手全員がお互いに攻守のバランスを保ちながら試合をすすめていかなければならない理由は、一人の選手のパフォーマンスが悪ければ、その影響を受けてチームは劣勢に陥るからです。人間の身体も同じように、全体のバランスを考えて取捨選択されたほうが、うまくいくことは多いものです。
◆ただ今、当店では「初回、無料のカウンセリング」を行なっています。
<相談の予約方法>「ホームページを見ました、子宝・冷え性・生理痛などの相談がしたい」と、0778-22-2371まで、お電話ください。
※初回のカウンセリングは、特に大切です。じっくり話をお伺いしたいので60分、時間を取ってお待ちしております。
費用の目安は、女性の場合は状態にもよりますが、月1万2千円~。男性の場合は、月1万円~。詳しくは、カウンセリング時にお申し出ください。
女性の身体は本当にミラクルです。例えば、生理時の出血でミネラルが過度に失われた場合、疲労やストレスでミネラルの消費量が増大した場合など、身体はホルモンバランスを乱して生理の周期を遅らせ、ミネラルの体外への流出を少なくします。貧血は、鉄分の不足だけが原因ではありません。銅や亜鉛、アミノ酸なども必要です。胃腸の働きが弱いと食物をうまく消化吸収できず、良質な血液を造ることができません。また、血液は栄養分だけでなく、熱エネルギーを運ぶ役目も担っています。そのため、体内の血液の量が不足すると身体を温められず、冷え症や生理痛も起きやすくなります。
もし、あなたが長年の不妊治療で疲れ果ていたり、他店に何年も通っても思わしくない場合は一度、ご相談にお立ち寄りください。
【 妊活をする前に知っておきたいこと 】
卵子は通常の細胞とは違い、細胞分裂を繰り返して増えていくものではありません。胎児の時に一生分の卵子の素が原始卵胞の中に蓄えられ、加齢に伴って、その数は減少していきます。
妊娠可能な一定の年齢に達すると、いくつかの原始卵胞がホルモン等の刺激を受けて成長を始め、一番大きく発育した卵胞の中から1つの卵子だけが排卵されて、受精の段階に向かいます。
受精卵はすぐに着床し分割を繰り返して成長するわけですが、順調に妊娠・出産へと向かうには、着床・妊娠が確定してから出産までの約十ヶ月間、胎児だけでなく、母体の状態も健康に保つ必要があります。母体への負担が大きいと、妊娠を維持できずに流産してしまったり、胎児に悪い影響を及ぼす場合があるからです。
・妊娠反応は出るけれど、流産してしまう・受精卵が育ってくれない・体外受精を試みるも妊娠が継続しない・病院で検査を受けても異常が見つからないなど・・・これら原因不明の不妊症を機能性不妊と呼びます。
基礎体温を例に考えると、低温期の最低体温が36度を下回っている場合は、妊娠に関する体内の酵素反応が円滑に進んでいない可能性があります。低温期から高温期への移行日数が3日以上掛かる場合は、高温期が短期間で終わることが多いようです。高温期は妊娠の維持に必要なものです。高温期が安定して継続しないと、妊娠しても受精卵がしっかり着床できません。生理不順がひどい場合は、低温期の状態がよくても質のよい卵子ができる可能性が低くなる傾向があります。
これらの症状を西洋医学的に考えればホルモンバランスが悪いということになるのですが、東洋医学(漢方も含む)では気・血の量と質を総合的に診て判断していきます。
「子宮は温めたほうがよい」と温灸やマッサージに注目される方がおられますが、妊活においては、質のよい血液が増えて子宮が温まるという過程がとても重要です。身体を刺激するだけでは、妊活に必要な生命エネルギーの補充が十分に出来ないためです。これは、「ステップアップ」や「ホルモン治療」を受ける場合の盲点でもあります。
日本の体外受精の実施件数は世界一ですが、体外受精での出産率は最下位といわれています。※国際生殖補助医療監視委員会、2016年調査 しかし、日本での体外受精の成功率が低いのは、技術力が劣っているわけではないようです。
例えば、体外受精で採卵をする場合、事前に薬を投与し卵巣内でたくさんの卵子を育ててから採る方法と、薬をほとんど使わずに卵巣内で自然に育った卵子だけを採る「自然周期」という方法があります。現在では、受精卵を凍結して半永久的に受精卵を保存する技術が確立されているので、体外受精で受精卵(胚)を子宮に移植する場合には、凍結せずにすぐに子宮に移植する「新鮮胚移植」と、凍結してから移植する「凍結胚移植」の2つの方法が選択できます。
新鮮胚移植では、子宮内の環境が整っていなくても採卵したその周期に受精卵を子宮に戻す必要がありますが、凍結胚移植では、子宮内膜の状態が着床しやすいように準備ができているタイミングで移植することが可能です。日本では自然周期が多く採用されていますが、海外では妊娠率が低いという理由からあまり採用されていない方法のようです。また、「自然周期の体外受精は患者に提案しないこと」と英国のガイドラインでは定められているそうですが、日本産科婦人科学会 2013年発表のデータでも、新鮮胚移植より凍結胚移植のほうが約1.5倍も妊娠率が高くなっています。
妊娠可能な卵子は1年間で3個程度しか排卵されないそうですが、排卵されるまでは、あなたの身体の一部です。病院などでの治療も大切ですが、妊娠をするあなたの身体の土台作りはもっと重要です。現在、不妊ビジネス的な類いの宣伝や広告、業界団体の肩書が多い中、惑わされずに問題の本質を捉えることが妊活をする上でも必要になってきています。
卵管閉塞とは、何らかの原因で卵管の疎通性が失われ、卵管が詰まってしまった状態です。子宮内膜症などが原因の場合もありますが、多くはクラミジアなどの細菌による炎症が原因で、通気検査や通水検査を行うことで開通することが可能です。
最近は、精子の数や運動率、精子の老化など、女性だけでなく、男性側の原因も指摘されるようになってきました。受精卵になるには卵子だけでなく、精子も必要だからです。男性不妊の原因の多くは精子を造る機能に問題があり、精子がうまく造られない状態だと考えられています。
一度の射精で得られる精子は数億個ありますが、子宮の前で約99%が死滅するため、卵子の周囲に到達可能な精子の数は数百個以下にまで激減します。そのため、造られる精子の数が少なかったり、運動性に乏しい場合には、受精の確率も大幅に低くなってしまうのです。
<精液の問題点>
・精液過少症(精液量の異常)
・精子減少症、無精子症(精子数の異常)
・精子無力症(精子の運動率の異常)
・精子奇形症(精子の形態の異常)
・精子死滅症
※精液検査の正常値(WHO基準)
・精液量:1.5ml以上
・精子濃度:1500万/ml以上
・総精子数:3900万/射精以上
・総精子運動率:40%以上
・前進運動率:32%以上
・正常精子形態率:4%以上
・白血球数:100万/ml未満
◆ただ今、当店では「初回、無料のカウンセリング」を行なっています。
<相談の予約方法>「ホームページを見ました、子宝相談がしたい」と、0778-22-2371まで、お電話ください。
※初回のカウンセリングは、特に大切です。じっくり話をお伺いしたいので60分、時間を取ってお待ちしております。
費用の目安は、女性の場合は状態にもよりますが、月1万2千円~。男性の場合は、月1万円~。詳しくは、カウンセリング時にお申し出ください。
WHO(世界保健機構)が男女別不妊原因を調査したところ、
男性のみが24%、女性のみが41%、
男女共が24%、原因不明が11%。
最近では、男性側に原因があるカップルの割合が
48%と約半数を占めているそうです。
◆ 体外受精1件あたりの出産率は、35歳で18%、40歳で8%です。つまり、6~11回体外受精をしなければ、妊娠できない計算になります。
実際、不妊に関する調査でも、5割の方が7年以上通院しているというデータが判っています。体外受精は、女性にとって採卵やホルモン投与が必要な心身の負担が大きい治療法です。また、治療費も1回数十万円ほど掛かります。
しかし、胃腸を健康にして良質な血液を造り、不足しがちな血液を補い子宮環境を整える方法ならば、自然妊娠する確率も高まりますし、産後ケアや母乳育児にも役立ちます。もちろん体外受精との併用も可能で、成功率も上げることができるし、費用の面でもそれほど大きな負担になりません。
◆冷え症・生理痛・生理不順などでお悩みの方も、ご相談ください。
【 女性の敵は、貧血・冷え性・生理痛・生理不順? 】
冷え性になると妊娠しにくいのは、血液が上手く回らず、子宮や卵巣が酸素不足になるからです。冷蔵庫やクーラーの普及などによって、現代人の身体は冷えやすくなっています。食べ物の栄養分は胃腸で消化された後、血液によって身体の隅々にまで運ばれます。血行が悪い人は栄養が充分に届かないため、子宮や卵巣の働きが低下し、妊娠しにくくなります。
漢方の基本は、胃腸の働きを整えることです。ストレスによっても、暴飲暴食食をしても、胃腸の働きは悪くなります。漢方では、胃腸の働きの弱い人は気が不足しているため、子供ができにくいと考えられています。
引越しや転職をすると、すんなりと妊娠するケースがあります。また、通院するのをやめたら、妊娠したという話も時々耳にします。女性の身体は大変デリケートで、ストレスを受けると急に生理が来なくなったりします。生理不順のある人や生理痛が強い人は特にその傾向が強いので、注意が必要です。男性の場合も、ストレスで精子の状態が悪くなります。
環境ホルモンや食品添加物の影響で、精子の数が減少したり奇形が起きる可能性が新聞や雑誌などでよく指摘されています。しかし、いくら気をつけても環境ホルモンや食品添加物を完全に無くすことは不可能です。しかし、そういった物質が身体に蓄積しないような工夫はできます。安心して、妊娠や出産、授乳をして戴くための有害物質に負けない身体作りを目標にしています。もちろん、年齢や体質、身体の状態などによって個人差がありますが、どれも現代の日本人が気をつけたい部分です。
★福井県認定 子育てマイスター 城戸克治
漢方、中医学、東洋医学などに精通した三十年以上の経験を持つベテラン薬剤師で、日本薬剤師会 薬局薬剤師指導者の資格も持っています。
★子宝相談 担当カウンセラー 城戸宏美
元福井大学付属病院産婦人科看護師・登録販売者(福井県立大学・武生高校卒)