AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは、発育過程の卵胞から分泌されるホルモンの1種です。血中の抗ミュラー管ホルモン値は、どれだけ卵が卵巣内に残存しているか、つまり、卵巣の予備能がどれほど残っているかを示す指標というふうに考えられています。

しかし、抗ミュラー管ホルモンの数値が示しているのはあくまでも卵子の在庫の目安であって、卵子の質などを表わしているわけではありません。卵子が順調に育つかどうかは、年齢が一番深く関わっています。卵子の老化は実年齢に比例するため、抗ミュラー管ホルモンの数値が同じであっても、年齢が高いほど不利になります。※卵巣予備能とは、卵巣の中に残っている卵子数の目安です。現在の卵巣の状態に、どのくらい時間的余裕があるかがわかります。

AMH基準値(卵巣年齢)
AMH基準値(卵巣年齢)
 
◆ 病院での不妊治療、費用の目安について

子宝相談はこちら

虎ノ門漢方堂アドバイザースタッフ
城戸常雄 医学博士(京都大学医学部卒、元アメリカ国立衛生研究所)
城戸宏美 看護師・登録販売者(福井県立大学卒、元福井大学医学部付属病院)

下記の症状でお悩みの方も、ご相談下さい。

不妊症の原因 周期療法の問題点排卵異常卵管の通過障害子宮筋腫子宮内膜症・子宮腺筋症・チョコレート嚢胞(嚢腫)高プロラクチン血症AMH(抗ミュラー管ホルモン)
病院での不妊治療の流れ 不妊治療の流れ不妊治療の費用人工授精(AIH)体外受精(胚移植・IVF)顕微授精卵子の質
基礎体温表