医師・治療士のガイドブック -実業之日本社刊- に
虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が掲載されています。
「3秒ルール」というものがありますが、実は漢方の世界にも3秒ルールは存在します。どういうことかと申しますと、専門家に聞けばたった3秒で解決できる問題が、そういう専門家に出会えないと、解決するために膨大な時間が必要になるばかりか、逆に間違った答えを受け取ってしまう可能性があるということです。
例えば、役所の窓口で補助金の申請をしても、そこの担当者では解決できずにいろいろな所をたらい回しにされたり、 教えてもらった書類の書き方が間違っていてせっかくの補助金がもらえなかったことなど、あなたも苦い経験がありませんか?
このような話は何も役所だけに限ったことではなく、中医学(中国の漢方)と日本漢方が混在してしまった現在の日本においても、実は深刻な問題になっています。
こうした事態を解消するため、お客様自身が勉強されることはもちろん大切です。しかし、西洋医学と漢方との併用が当然の現在においては、それは決して容易なことではありません。それよりも、信頼できる専門家にいつでも相談できたほうが、時間の節約だけでなく、誤った知識に惑わされる心配も少なくなると思います。
薬剤師・看護師が常駐
・お医者さんに、あなたの考えを上手に伝える方法
・アトピー体質の改善に外せない食養生法
・妊娠しやすい身体作りに必要な知恵と知識
・内臓脂肪を上手に減らす、食生活の基本的な考え方
・漢方薬やサプリの相性、飲み方などのアドバイス
(※お客様に喜ばれているサポートの一部です)
※お薬やサプリメントをお飲みの場合、その内容がわかるものをお持ちください
飲食物やサプリメントなどの食品が体内で薬と出会うと、薬の作用が強く出たり、逆に弱まることがあります。
「注意したい飲み合わせの代表的なもの」
例えば、高血圧や狭心症などの治療薬であるカルシウム拮抗薬は、グレープフルーツと摂取すると薬の作用が強くなってしまいます。グレープフルーツに含まれる成分が薬の分解を邪魔し、体内に吸収される薬の量が増えてしまうためです。(グレープフルーツと相性がよくない薬は、カルシウム拮抗薬以外にもあります)
また、納豆や緑黄色野菜に含まれているビタミンKは、血液凝固防止薬であるワーファリンという薬の働きを減弱させてしまいます。ビタミンK含有量が特に多い納豆、クロレラ、青汁の摂取には気をつけましょう。緑黄色野菜や海藻類の取り過ぎにも注意し、バランスよく適度に摂取しましょう。
アルコールは中枢神経を抑制する働きがあるため、睡眠薬などの効き目を増強し、記憶障害などの副作用を起こす可能性があります。アルコールと一緒に睡眠薬を飲んだり、アルコールを飲んだ後に睡眠薬を飲むことは厳禁です。(養命酒などの薬用酒、ワイン、ビールなどの場合も同様です)
その他、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)、当帰(トウキ)、丹参(タンジン)、ニンニク、イチョウ葉、朝鮮人参、ピペリン、カヴァ、ビンロウジ、マリアアザミ、ノコギリヤシなども医薬品との相互作用が報告されています。
※当店では、医薬品やサプリメントの相互作用にも詳しい薬剤師が初回のカウンセリングを担当いたしますので、ご安心ください。
虎ノ門漢方堂アドバイザースタッフ
城戸常雄 医学博士(京都大学医学部卒、元アメリカ国立衛生研究所)
城戸宏美 看護師・登録販売者(福井県立大学卒、元福井大学医学部付属病院)