adminさんの記事一覧(2 / 174ページ目)

第351回 「ダイエットの危険なワナ!」

東洋医学コラム

血液の酸性度がpH7.35以下になった状態を、アシドーシス(酸性血症)といいます。どうして、アシドーシスが身体によくないのかといいますと、細胞内に保持してある多量のカリウムが細胞の外へと流れ出して高カリウム血症を発症してしまうからです。 高カリウム血症になると神経間の伝達が阻害されるため、筋肉の運動だけでなく、人間の生命活動の中心である中枢神経の働きも維持で……

第350回 黒酢、毎日飲んでも大丈夫?

東洋医学コラム

通常、タンパク質といえば肉や魚、乳製品、玉子などの動物性食品がまっ先に頭の中に思い浮かびますが、米や小麦、大豆、トウモロコシ、ジャガイモ、バナナなどの主食にされる植物性食品の中にもタンパク質は少なからず存在しています。 またご存知の通り、タンパク質は私たち人間が生きていくために絶対に欠かせない栄養素なのですが、取り過ぎると、一時的に血液が酸性に傾いてしまって……

第349回 「突然死の危険が、花粉症の薬で」

東洋医学コラム

連日のように、コンタックやコルゲン、ルル、パブロン鼻炎などといった花粉症の薬のコマーシャルが、テレビや新聞、雑誌などで大々的に展開されております。しかし、含まれている成分の内容から判断すれば、花粉症の薬というものは、日本で市販されている医薬品の中でもっとも強い副作用を持つ部類に入ります。 例えば、鼻粘膜の血管を収縮させて鼻づまりを緩和する塩酸プソイドエフェド……

運動で痩せようと思ったときに|虎ノ門漢方堂式ダイエット

虎ノ門漢方堂ブログ ダイエット 行動・運動編

  猛暑がなかなか終わりませんが、週末あたりから気温も下がってくるようですね。 なんだかホッとします。 涼しくなってくると、そろそろ運動を始めようかと思われてる方も いらっしゃるかもしれませんね。   こんにちは^^ このブログをご訪問いただきありがとうございます。 福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。   身体を動かすことはとても……

第348回 花粉症に、大きな異変が・・・

東洋医学コラム

「季節性アレルギー性鼻炎」、これが“花粉症”の正式な名称です。花粉症は、特定の植物の花粉によって引き起こされるアレルギー性疾患の1つで、飛散している花粉が目に入ったり鼻の粘膜に接触することで発症します。毎年、特定の植物の開花時期に発症をくり返すことが、花粉症の大きな特徴です。 日本で一番、患者数が多いのはもちろんスギ花粉によるものですが、最近はどういうわけか……

第347回 貧血、低血圧に効果がある貝

東洋医学コラム

東北、宮城県塩釜市の桂島で、ゴールデンウイーク恒例の潮干狩りのイベントが急遽、取り止めになったという気の毒なニュースが報道されていました。干潟のアサリが、“天敵”である「サキグロタマツメタ」という肉食性の巻き貝に食い荒らされ、壊滅的な打撃を被ったことが原因だそうです。 アサリは、鉄分やビタミンB12が豊富で貧血、低血圧などの症状の改善に効果がある、また、貝特……

第346回 野菜ジュースや青汁で、突然死?

東洋医学コラム

先日、カリウムの不足が身体によくないという話を致しましたが、血液中のカリウム濃度の正常値は3.5~5.0mEq/l で、5.5mEq/l 以上(高カリウム血症)になると逆に人体に悪い影響を及ぼし始めます。 血液中のカリウム濃度が正常値より高くなる原因として、野菜、イモ類、果物(特にドライフルーツ)、ナッツ類、肉、魚、玉子、牛乳などのカリウムを多く含む食品を過……

第345回 「この世の終わり」

東洋医学コラム

現在、日本の病院で大きな混乱が起こりつつあります。なぜなら、今月から個人情報保護法が施行されたからです。病院によっては、外来の患者さんを名前でなく番号で呼んだり、病室から入院患者さんの名札を外して記号で表示したりする動きさえ出ています。 誰がどの科を受診しているのか、また入院しているかどうかなどの情報を、本人の同意なく他人に教えると個人情報保護法に抵触してし……

第344回 「養生法の大原則」

東洋医学コラム

「いつも身体がだるい、食欲が出なくて困る」夏場にスポーツなどで大量に汗をかくと、こうした症状すなわち夏バテが非常に起こりやすくなります。どうして、大量の汗をかいたら夏バテがひどくなるのかといいますと、汗と一緒に多量のミネラルが失われるからです。 特に、カリウムが不足すると、骨格筋や心臓の筋肉に悪い影響を及ぼすだけでなく、内臓の筋肉の収縮力も低下してしまい胃や……

第343回 「魔法の精力剤」

東洋医学コラム

「レース前に、○○○を与えると成績がよくなる」これは競馬界で密かに囁かれている話です。何を馬に与えると成績がよくなるのかといいますと、答えは残念、ニンジンではなくて“バナナ”です。 20年ほど前に行なわれたロサンゼルス・オリンピックでも、アメリカ選手団が効果的にバナナを食べて大量のメダル奪取に成功したのは、スポーツ界では有名な話になっています。 なぜ、ありふ……

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