ダイエットの基本は摂取量より消費量が増えることですよね。

カロリーを消費するというと
まずは運動が頭に浮かぶかもしれませんね。

 

こんにちは^^
このブログをご訪問いただきありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。

 

でも、この「運動」による消費エネルギーは全体の20%しかないんです!

70%は代謝です。寝ていても消費するカロリーです。

そして、残りの10%が「食事誘発性熱産生」という
食事のときに消費されるエネルギーです。

食事をすると消化などのために内臓が活発に活動します。
消化のためにエネルギーが使われるのです。
このため、食事をした後は安静にしていても代謝量が増えます。
食事中に身体が熱くなったこと、経験された方も多いのではないでしょうか?

 

この「食事誘発性熱産生」がアップする、5つのポイントをお話したいと思います。

1、よく噛むこと。

これはとにかくいいことだらけです!

ゆっくり噛むことで早食いを防止できますし、
唾液が出て満腹中枢を刺激して、たくさん食べなくても満足できるようになります。

またよく噛むことは、自分の身体(胃腸など)をいたわることになったり
代謝アップにつながったりします。

※逆に気をつけてほしいのは、お茶漬け。
あまり噛まないでサラサラいっちゃいますよね^^;
カレーライスなんかも危険です。
あと食事中にお茶やお水で流し込まないようにしてくださいね。

 

ながら食べもあまりお勧めできません。
食事に集中して噛み噛みしてください。

現代では食べ物が軟らかくなったせいか、弥生時代の6分の1しか噛んでないそうですよ!
バタバタする朝やお昼はしょうがないとして
せめて夜くらいは噛み噛みしてみてくださいね^^
最初の5分意識するだけでも違うと思います。

 

2、噛みごたえのあるものを食べる。(固いもの、大きなものなど)

これは自然に1のよく噛むことになりますよね。

 

3、冷たいものより温かいものを。

冷たいものだと、身体の中に入って一度温度を上げなければいけないので
内臓に負担がかかります。

 

4、エネルギー消費が高いタンパク質を摂る。

糖質や脂質など他の栄養素に比べて、タンパク質が最もエネルギーを多く消費します。

 

5、朝が最も高く、夜になると低くなるので朝しっかり食べる。

朝のたんぱく質、とても大事です。

 

いかがですか?
そんなに難しいことでもないような気がします。
たった10%ですが、できることやっていきましょう!

 

余談ですが・・・
毎朝お化粧をしているのですが
後半あたりから、身体がほてるような感じがしてきます。
(ホットフラッシュではないです笑)
「お化粧誘発性熱産生?!」と毎回思っています笑

 

 

♦今日のつぶやき♦

先日、長女夫婦が我が家に泊まっていきました。

宿泊のお客さまはほんと何年ぶり?!というくらい久しぶりで^^;
掃除したり、備品なんかを新しくしたりで
おかげさまで家の中がきれいになりました笑

 

お魚やさんのお刺身などを出したのですが
「美味しい美味しい」とふたりともすごく喜んでました。
やっぱり大阪で食べるのとは違うみたいでした。

なんやかんやで、とても楽しい時間を過ごすことができました♪
帰ったあとはドッと疲れが出ましたが・・・・・。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371



◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。

※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら