「2024年9月」の記事一覧

第348回 花粉症に、大きな異変が・・・

東洋医学コラム

「季節性アレルギー性鼻炎」、これが“花粉症”の正式な名称です。花粉症は、特定の植物の花粉によって引き起こされるアレルギー性疾患の1つで、飛散している花粉が目に入ったり鼻の粘膜に接触することで発症します。毎年、特定の植物の開花時期に発症をくり返すことが、花粉症の大きな特徴です。 日本で一番、患者数が多いのはもちろんスギ花粉によるものですが、最近はどういうわけか……

第347回 貧血、低血圧に効果がある貝

東洋医学コラム

東北、宮城県塩釜市の桂島で、ゴールデンウイーク恒例の潮干狩りのイベントが急遽、取り止めになったという気の毒なニュースが報道されていました。干潟のアサリが、“天敵”である「サキグロタマツメタ」という肉食性の巻き貝に食い荒らされ、壊滅的な打撃を被ったことが原因だそうです。 アサリは、鉄分やビタミンB12が豊富で貧血、低血圧などの症状の改善に効果がある、また、貝特……

第346回 野菜ジュースや青汁で、突然死?

東洋医学コラム

先日、カリウムの不足が身体によくないという話を致しましたが、血液中のカリウム濃度の正常値は3.5~5.0mEq/l で、5.5mEq/l 以上(高カリウム血症)になると逆に人体に悪い影響を及ぼし始めます。 血液中のカリウム濃度が正常値より高くなる原因として、野菜、イモ類、果物(特にドライフルーツ)、ナッツ類、肉、魚、玉子、牛乳などのカリウムを多く含む食品を過……

第345回 「この世の終わり」

東洋医学コラム

現在、日本の病院で大きな混乱が起こりつつあります。なぜなら、今月から個人情報保護法が施行されたからです。病院によっては、外来の患者さんを名前でなく番号で呼んだり、病室から入院患者さんの名札を外して記号で表示したりする動きさえ出ています。 誰がどの科を受診しているのか、また入院しているかどうかなどの情報を、本人の同意なく他人に教えると個人情報保護法に抵触してし……

第344回 「養生法の大原則」

東洋医学コラム

「いつも身体がだるい、食欲が出なくて困る」夏場にスポーツなどで大量に汗をかくと、こうした症状すなわち夏バテが非常に起こりやすくなります。どうして、大量の汗をかいたら夏バテがひどくなるのかといいますと、汗と一緒に多量のミネラルが失われるからです。 特に、カリウムが不足すると、骨格筋や心臓の筋肉に悪い影響を及ぼすだけでなく、内臓の筋肉の収縮力も低下してしまい胃や……

第343回 「魔法の精力剤」

東洋医学コラム

「レース前に、○○○を与えると成績がよくなる」これは競馬界で密かに囁かれている話です。何を馬に与えると成績がよくなるのかといいますと、答えは残念、ニンジンではなくて“バナナ”です。 20年ほど前に行なわれたロサンゼルス・オリンピックでも、アメリカ選手団が効果的にバナナを食べて大量のメダル奪取に成功したのは、スポーツ界では有名な話になっています。 なぜ、ありふ……

第342回 バナナを腹部に注入すると・・・?

東洋医学コラム

最近、バナナは免疫力を高める働きを持つ果物として注目されています。先日も、その熟成の度合いと免疫力との関係を調べたところ、新鮮なものより熟したバナナのほうが免疫力を高める効果が大きいという話がインターネットの記事に掲載されていました。 その記事によれば、店で販売しているものと同様にエチレンガスで熟成処理したバナナから抽出した成分を、マウスの腹部に入れて白血球……

第341回 花粉症対策は、まず腹八分目から

東洋医学コラム

花粉症の症状を悪化させないために、日頃の食生活にも十分に気を配る必要があります。例えば、蛋白質を多く含む食品やアルコール・タバコなどの嗜好品は花粉症を悪化させるといわれていますが、それにはある程度の納得できる理由が存在します。 まず、肉や玉子、魚などのタンパク質を多く含む食品を一度にたくさん食べ過ぎた場合、タンパク質を分解する消化酵素の分泌が追いつかず、アミ……

更年期以降のダイエットは|虎ノ門漢方堂式ダイエット

虎ノ門漢方堂ブログ ダイエット ダイエット中のお悩み

  朝ドラ「虎に翼」のヒロイン寅子ちゃんが更年期症状に悩まされていますが ホットフラッシュや疲れやすいなどの他に、 ホルモンの関係などで太りやすくなることも多いです。 更年期になってから、体重が戻りにくくなったという方や 毎年少しずつ増えていくといった声も多く聞かれます。   こんにちは^^ このブログをご訪問いただきありがとうございます……

第340回 ハウス食品の秘められた過去

東洋医学コラム

「医食同源」とか「薬食同源」といった文字をこの頃、中華料理店の店先などでよく見かけることがあります。医食同源は、昭和の始めに日本人が作り出したネーミングで、薬食同源のほうは 昔から中国でも使われてきた言葉です。 しかし、漢方薬に用いられる多くの生薬が、桂皮はシナモン、生姜はジンジャー、茴香はフェンネルなどというようにスパイスとしての別名を持っていることを考え……

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