普通食事をしていて、「もうやめよう」と思うのは
お腹がふくれたとき・・・満足したときですよね。
その「満足感」はいろんなことで左右される場合があるようです。
こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
アメリカの大学でこんな実験が行われたそうです。
テーブルの上にはそれぞれに皿に入ったスープとスプーンがあります。
被験者の人たちはスープを飲みながら談笑してもらいます。
皿はどれも見た目は同じもので、スープを飲む量は自由です。
しかし、皿のうちいくつかは底に管がついており、
こっそりスープが足される仕組みになっています。
スープの量が変わらない人と、こっそり足されて多くなる人がいるのです。
被験者たちには実験終了後、自分の満腹度を答えてもらったそうです。
その結果は・・・・
スープを足された人はそうでない人より75%増しでスープを飲んでいました!
にもかかわらず、満腹度はスープが足されたなかった人と同程度だったそうです!
これは「人が食べる量は自分が『食べ終えたかどうか』という状況に左右される」
という仮説を立て行われた実験です。
(Likirokuより)
このことから、人は単純に
「お腹が空いたから食べる」「お腹が満たされたからやめる」
というだけではないということがわかったようです。
「出された食事の量」や「食べ終えたかどうか」によって
大きく左右されるということです。
とても興味深い実験結果ですよね!
ということは、最初から出す量を少なめにしておいて
それが空になったという事実があれば、ある程度満足できるということかもしれません。
小さめのお茶碗やお皿にしっかり盛って
ゆっくり食べるようにすれば、普通の量と同じくらいの満腹感が得られるのかもしれませんね^^
お茶碗を小さくできないときは、ご飯をいつもの7分目ほどにしてみてください。
意外にそれで満足できるかもしれませんよ。
お菓子なんかもそうですよね。
大袋で食べていると、いくらでも食べれちゃいそうですが
小袋ひとつ全部空けちゃうと、なんとなく満足したりしません?(笑)
アイスをやめられない人も
ボックスタイプの小さいサイズに変えてみるのもいいかも。
また、今は会話しながらの食事はNGですが、おしゃべりしたり笑いながら食べることでも
満足感はかなり変わってきます。
逆に、テレビを見ながら、スマホを読みながらなどの「ながら食べ」は
満足感を感じにくくなるので注意してくださいね!
そういう人間の心理をうまくダイエットに利用してみてはいかがでしょうか^^
♦今日のつぶやき♦
先日、お友達がインスタのストーリーズでピアノ演奏しているところをアップしてました。
最近ボケ防止で始めたそうなのですが
一生懸命弾いている姿がすごく素敵だなぁって感動しちゃいました!
この年になって、何か新しいことを覚えるのって大変ですよね^^;
それをすごく頑張っている感じが伝わってきてよかった~。
コロナのせいでおうち時間が増えましたよね。
わたしもちょっと始めたことあります(笑)
すぐやめるかもですが(笑)
この機会に何か始めてみるのもいいかもしれないですね~。
Blog No 1101
虎ノ門漢方堂のダイエットとは ⇒ 更年期障害・自律神経失調症・鬱 ⇒ 腰・肩・関節・ひざの痛み・リウマチ
◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら