昨夜のNHKの番組で、「食欲のトリセツ」というテーマが取り上げられていました。
ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんね。
その中で、食欲をコントロールする方法についての実験もされていました。
こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
食欲というのがとても大事だというお話がありました。
食欲は、生きるために大事な能力です。
ダイエットや健康のためだからといって、食べる量を減らしすぎると、
脂肪だけでなく体や心までも崩壊する可能性があります。
昔アメリカで飢餓実験というのもがされて
摂取量を減らして長期間過ごすと、身体に大変な悪影響があることがわかったそうです。
いつもお話しているように、極端に食事量を減らすダイエットは身体にもよくないし
リバウンドの原因にもなってしまいます。
番組後半では、「食欲コントロール術」について紹介されていました。
以下の方法で食欲が抑えられるかどうかを実験されていました。
(被験者は20人です)
①マインドフル・イーティング(五感を使って食べること)
②歯磨き
ミント味の歯磨き粉で歯を磨く
③青色メガネ
青色に見えるサングラスをかけて食べる
④割りばし
割りばしを口にくわえる
⑤その場ダッシュ
⑥ツボ押し
食欲が抑えられるといわれるツボを押す(耳のところ)
⑦ホラー映画
グロいものを見る
どの方法が1番効果があったと思われますか?
調査は、ただ「食欲が抑えられる」というポイントだけでなくて
「続けられるか」「楽しいか」など、5つの項目で評価されていました。
結果は、ここで並べた順番に効果があったようです。
1位の「マインドフル・イーティング」とはどんなものか、お話しますね。
まず、あなたは他の惑星から初めて地球に来たと想像してください。
そして、誰かにレーズンをもらったと仮定し、以下を行ってください。
(番組では1粒のレーズンを使っていました)
① 「視覚」を使って、色や形を観察します。
※もりあがりとへこみがあり、いびつな形をしているなど
② 「触覚」を使って、表面の凹凸や弾力を観察します。
※ひんやりしてなめらかなど
③ 「嗅覚」を使って、においを観察します。
※甘い香りがするなど
④ 「聴覚」を使って、音がするか観察します
※何も聞こえないかもしれませんが観察することが大切です。
⑤ 最後に、「口」に入れてじっくり味わいます
※かみ始めるときも意識してかみ、飲み込むときにも意識して向き合います。
(NHKのページより抜粋させていただきました)
とにかく、五感をフルに活用して、食べ物と向き合うやり方ですね。
まあ、「じっくりと味わう」ということです。
これは多分、お腹というよりは「脳」を満足させる食べ方なんだと思います。
まあ、忙しい毎日をお過ごしのみなさんは
「こんなこと、イチイチやってられない!」なんて思われかもしれませんが^^;
ちょっとこんな風に何かひとつ食べてから食事に入ると
食べる量も変わってくるのではないでしょうか^^
♦今日のつぶやき♦
先日のお休みに、鯖江市にある「うるしの里会館」へ行ってきました。
その中にレストランがあったので、お昼をいただいてきました。
とてもきれいでしょ!!
そして味も美味しかったんですよ~!
盛られている器もやっぱり漆器のもので、あとで展示場で見たら7000円ほどするものでした\(◎o◎)/
スプーンやフォークも漆のものでした。
そしてそして、3日間限定(多分)で、お椀のプレゼントまで~!!
うれしい~~~~~~~~!(≧◇≦)
お腹も心も満足しちゃいました♡
Blog No 1143
虎ノ門漢方堂のダイエットとは ⇒ 更年期障害・自律神経失調症・鬱 ⇒ 腰・肩・関節・ひざの痛み・リウマチ
◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら