最近「モナリザ症候群」について検索されている方も多いようなので
ちょっと取り上げてみたいと思います。

聞かれたことはあるでしょうか?

肥満患者のうち、約7割がモナリザ症候群に該当するという論文もあるようです。

 

こんにちは^^
このブログをご訪問いただきありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。

 

医師の森田豊先生によりますと

モナリザ症候群とは簡単に言えば、
交感神経の働きが衰えて脂肪燃焼効率が悪化し、太りやすくなっている状態のこと。

ちなみに、ネーミングの由来は
『肥満者の大多数は交感神経の働きが衰えている』という意味の英文の頭文字を取ったものだそうです。

 

美容・アンチエイジング専門医 黒田愛美先生がわかりやすく解説されていますので
ちょっとご紹介しますね。
(ウーマンカレンダーの記事より)

 

私たちの体は、活動モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経という、
2つの自律神経がスムーズに切り替わることで健康は維持されています。

交感神経が優位に働くと、心身が活発になって消費カロリーが増加しますが、
副交感神経が優位になると心身にブレーキをかけ、代謝が下がるようになっているのです。

モナリザ症候群は、
この交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくできないことで
消費カロリーや代謝が落ち、それほど食べなくても太りやすくなる状態
を指しています

例えば

  • 朝、決まった時間に起きない
  • 人と会って話さない日がある
  • 1日中部屋着で過ごす
  • 運動よりだらだらするのが好き
  • お風呂はシャワーで済ませる
  • 夜、ついスマホを見ながら夜更かししてしまう

といった、緊張感のない生活、またはリラックスがない生活を続けていると、
自律神経のバランスが乱れてしまうのです。
コロナ禍でリモートワークが増え、家で1日中過ごすことが増えたことも要因でしょう

(以上、記事より抜粋させていただきました)

 

いかがですか?

要はオンとオフ・・・・メリハリのある生活をすることが大事だということですね。

 

朝は日光を浴びて、朝食をしっかり摂る。
日中に身体を動かす。
夜はお風呂にゆっくり浸かってリラックスして、よく寝る。

当たり前で簡単なことなのですが、現代人はなかなかできていないかもしれませんね。
みなさんお忙しいですし、いろいろ事情もおありかと思いますが
なるべく時間を作ってリラックスしたり
日中はしっかりと動くことを意識したり・・・・
できることやっていきましょう。

 

 

♦今日のつぶやき♦

今日は天神講ということで
夫が魚屋さんで買ってきてくれました!

 

めちゃくちゃ立派なカレイです。

学力が向上するというご利益があるそうですが
わたしのボケも治るといいな・・・・笑

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371



◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。

※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら