すごく疲れたときや、イライラしたときに無性に甘いものが食べたくなる経験は
誰にでもあるのではないでしょうか?
甘いものを食べると、血糖値が急上昇して幸せホルモンが分泌されるので
元気が出たり幸せな気分になったりするのです。
こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
砂糖中毒という言葉、聞かれたことないですか?
砂糖ってアルコールと分子式が似てると聞いたことあります。
中毒性があるということです。
また糖質の依存性は麻薬よりも強いという研究結果さえあるそうです^^;
甘いものを食べると、急激に血糖値が上昇します。
するとインシュリンが出て血糖値を急激に下げることになります。
そうするとまた血糖値を上げるために甘いものが欲しくなってしまう
という悪循環に陥るのです・・・・。
甘いものをお腹が空いたときに食べると、この現象が起こりやすいので
食後に食べることで防ぐこともできます。
なので、食べる時間をちょっと意識してみてください。
また、甘いものを急に止めることは難しいかもしれないので
まずは量を半分にしてみたり、回数を減らしたりを心がけてみてください。
お守りみたいに、チョコをひとつバッグに入れとちょっと落ち着くという方もいらっしゃいました。
当店でダイエットを始めて、甘いものへの向き合い方が変わった方も多いです。
以前のお客さまですが、
仕事帰りの車の中でチョコの大袋をパクパク食べていたという方が
ウソのようにチョコを食べることが減ったそうです。
夜にケーキがあっても「明日のお昼に食べよう」とか
職場でお菓子をもらっても、すぐに食べずに「取っておこう」みたいに考えられるようになったという方は
たくさんいらっしゃいます。
習慣は断ち切れば、意外と大丈夫なものです。
わたしも以前、朝は食パンを食べていたのですが
あるときからご飯にしたら、不思議とパンをあまり食べたいと思わなくなりました。
変えようと思えば、習慣は変えられます。
また、甘いものばかり食べたくなってしまう場合、もしかしたら食生活に問題があるのかもしれません。
たんぱく質やミネラルなど、ちゃんと摂っていますか?
たんぱく質が足りないと、体が甘いものを欲しがります。
たんぱく質不足はエネルギー不足になり、
比較的すぐにエネルギーに変わる糖質を欲するようになるんです。
また、甘いもの(糖質)をエネルギーに変えるのにはそれだけ代謝しないとダメなので
ビタミンやミネラルが多く必要なのです。
食事のときに、その点もちょっと意識してみてくださいね、
甘いものを全部我慢することは不可能です(笑)
うまく付き合いながら、ダイエットしていきましょう。
♦今日のつぶやき♦
昨日の新聞記事の中に、小泉今日子さんに関することが書いてありました。
キョンキョンがコンサートの中で、こんな話をされたそうです。
「時間って前に進んでるって思うじゃない。
でもあたしには、時間が横にもあるって感覚がある。
現在の自分の横に、過去の自分も未来の自分も一緒に立っている感じがする。
初めてやるから怖いことでも、今の私が一歩前に進んだら、
40代、30代、20代、10代の私も未来の私も、ちょっと楽に前に進めるんじゃないかと思って、頑張れる」
なんだか素敵なお話ですよね。
今を頑張ることで、過去も未来も変えられるかもしれないんだなぁって思うと
ちょっと力が湧いてくるような気がしますね^^
Blog No 1199
虎ノ門漢方堂のダイエットとは ⇒ 更年期障害・自律神経失調症・鬱 ⇒ 腰・肩・関節・ひざの痛み・リウマチ
◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら