ダイエット中、誘われてどうしても断れず
バイキングに行き、思いっきり食べてしまい
「あー、今までせっかく頑張ってきたのに・・・全部がパーだ!
もう、どうにでもなれー!」
という心境になってしまい、
ますます食べてしまい、体重も増えてしまう・・・・・
という経験のある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
少しだけサボったり、目標に反する行動をとったりした途端に、
一気にやる気がなくなってしまったという経験は、
ダイエット以外でもあると思います。
たとえば運動でもそうです。
毎日30分歩くことを決めていた人が
あるときどうしても用事ができて歩けなかった。
「せっかく続けてきたことが、中断された」と思い、落ち込んでしまい
「もうやーめた!」となってしまう・・・・・。
トロント大学の心理学者でダイエット研究者の方が、こういう心理を
「どうにでもなれ効果」と呼んだそうです。
なんだかそのまんまですが(笑)
ある実験で、体重計に細工をして、ダイエット中の被験者の体重が
実際よりも2キロほど多く表示されるようにしたそうです。
それで体重を測った被験者たちは落ち込み、後ろめたさを感じ、自己嫌悪に陥ってしまいます。
すると、増えてしまった体重を減らそうと決心するどころか、
やけ食いに走ってしまったんだそうなんです・・・・。
そんな気持ち、わからないこともないですよね。
でも、そんな状況になってしまったときにどう対処するのかで結果は変わります!
人間はやっぱり楽な方、楽な方へと行こうとします。誰でもそうですよね。
そうならないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
1,まずは「なんで痩せたいのか?」「痩せてどうなりたいのか?}ということを
常に頭に置いていることです。
その思いが強いほど、気持ちの切り替えがちゃんとできます。
2,食べてしまっても落ち込んだり、自分を責めたりしないこと。
「美味しかった~」「幸せだった~」みたいにプラスのイメージに変えましょう。
そして「また頑張ろう~」につなげたらいいんです。
3,完璧な目標にしないこと。
「絶対間食しない」だと、ちょっと食べたら×になってしまいますよね。
それよりは、「お昼ご飯のときにちょっとだけ食べれる」みたいに
ダメの部分より、〇になることを掲げた方がいいかもしれません。
あとは、「できなかったときにどうするか」というパターンも決めておくといいかもしれませんね。
増えてしまったら、また戻したらいいだけです。
「もうどうにでもなれ!」という気持ちになったときに
この記事を思い出していただけると、うれしいです^^
♦今日のつぶやき♦
季節の変わり目、そして気圧の関係もあるのか
今の時期は気持ち的にも落ちる日がありますよね。
先日、車の中で大声で歌ったら気持ちよかったです(笑)
やっぱり声を出すことって大事なのかもしれません。
雨の日だと顔もよく見えないし、音もかき消されるのでお勧め~♪
【お知らせ】 4月より、
定休日:日曜・月曜・祝日 とさせていただいております。
よろしくお願いいたします<(_ _)>
Blog No 1097
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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら