わたしたちは物事を見るとき、冷静に客観的に見るよりは
必要以上に大きく見たり、逆に過小評価したり・・・・
・・・ということが、結構あるかもしれませんね。
こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
対象物を大きくしてみたり、小さくしてみたりすることから
「双眼鏡のトリック」とも呼ばれているそうです。
自分の失敗や悪いところを必要以上に大きく、
自分の成功や良いところを極端に小さく考えてしまう思考パターンのことです。
(またはその逆パターンもありますが)
 
たとえばダイエット中の方にあてはめてみると・・・
 
甘いものはしばらく我慢しようと思っていたのに
家族に勧められてつい食べてしまった・・・・・^^;
 
友達に誘われて外食行って、増えてしまった・・・・。
そんなときに
「あぁ・・・・・わたしって何て意思が弱いんだろ。ダイエットなんて無理なのかも」
みたいに、ちょっとやってしまったときに
全部がダメだと思ってしまう方。
 
いえいえ・・・・そんなことは誰にでもあるんです。
増えて当たり前。
そのあと落とせばいいんです。
そうやってみなさん、増えたり減ったりしているんです。
 
他にも、いい感じで1週間で1キロ落ちていたのに
「頑張ってるのに、このくらいしか減らないんです」
みたいに、不満そうな方^^;
3キロ減ったときに
「お腹がまだまだダメです・・・」と全然うれしそうじゃない方・・・・。
 
いえいえ・・・・それだけ減ればめちゃめちゃいい感じですよ!
1週間で1キロとすると、1か月では4キロにもなります!
3キロも落ちたんですから、太ももとか背中なんかが楽になってないですか?
 
 
そんな感じで、自分だけでやっていると
双眼鏡で見たように、普通の見方ができなくなっている場合もあります。
 
人って、自分のことに関しては厳しくなりがちなのかもしれません。
他の人が同じように悩んでいたら、
意外と励ましたり、解決策を出したりできませんか?
 

カウンセリングで気づいたときに、お話させていただいてはいるのですが
おうちで、さっきのようなネガティブな感情が出てきたときには
ちょっと冷静になって客観的に状態を見てみてくださいね^^

 

体重計の数値だけとか、お腹だけとか
一部分だけに目をやるんじゃなくて、全体を見たり、期間を通してみたり
いろんな見方をしてみることも大事ですよ。

 

 

そして双眼鏡を使って、逆に小さな変化も大きく評価してみてください。
「もう1キロも減った!うれしい!」とか
「今週は増えなかった!わたし、えらい!」みたいに
自分を認めて、褒めてあげた方がダイエットは成功しやすいと思います。

とにかく、あまり落ち込まないでください。投げやりにならないでください。
あなたはすごく頑張っているので、大丈夫です^^

 

 

 

♦今日のつぶやき♦

 

双眼鏡の続きじゃないですが
自分のことを過小評価してしまう人って多いかもしれませんね。

ダイエットを始める動機に
「自分に自信を持ちたい」という方も結構いらっしゃいます。

わたしから見たら、すごく素敵な方なのに・・・。

 

そういえば前にテレビで
元ホストのローランドさんが視聴者の質問に答えていらっしゃっるのを見ました。

「自分に自信を持つにはどうしたらいいですか?」
というお悩みに対して、こんな風に答えていらっしゃいました。

「自信がなくても自信のあるフリをしていると、そのうち本当に自信ができてくる」

 

よく言われますよね。「根拠のない自信を持つ」って(笑)

最初は根拠がなくても、そのうちだんだんできてくるものなのかもしれませんね。
最初っから自信満々の人なんて、いないですものね^^

 

 

Blog No 1045

 

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371



◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。

※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら