ダイエットが順調に進んでいくと、あるときから減りが悪くなることがあります。
「あんまり減らなくなってきました~」みたいに
最初調子よく減った方ほど、不満気におっしゃいます(笑)
こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
お客さまのグラフを見ても、最初ググっと減っていたのに
角度が徐々に緩やかになるケースが多いです。
いずれも当店のお客さまのグラフですが、反比例のグラフのような曲線になっていますよね。
これはちゃんとダイエットが成功しているという証拠なのです。
体重が減った分、代謝は落ちています。
たとえば、車のガソリンで考えてみてください。
重い荷物を積んで走ったら、ガソリンはいつもより消費しますよね?
または、普通に歩くときよりも
10キロの荷物を持って歩いた時の方が、エネルギー使って疲れますよね?
なので、体重が軽くなった分、減るスピードが落ちていくのは自然なことなのです。
もともとあまり太っていらっしゃらない方がダイエットされたときも同じことが言えます。
100キロの人がダイエットしたときと比べて、60キロの人がダイエットした場合
減り方はどうなるのか、おわかりですよね。
(それでもいい感じで減る方もいらっしゃいますが^^)
それともうひとつ。
人間の身体には「ホメオスタシス」という仕組みがあります。
「恒常性」とも言われるもので、一定の状態を保とうとする調節機能があるのです。
何か身体で変化が起こると、もとに戻ろう戻ろうとしてしまうのです。
以前の体重での期間が長いほどその傾向も強くなるかもしれません。
なので、体重がある程度減ってくると身体が
「おかしいぞ、これ以上減らないようにしなくちゃ」と自分で減るのをセーブしてしまうのです。
「停滞期」とも言われるものです。
そこで今以上食べるのを減らしてしまうと、身体はもっと溜め込もうとしてしまいます。
エコモードにしてしまうのです。
なので、そういう状態になっても栄養はちゃんと摂ってあげてほしいのです。
そうすると身体も安心して、また減っていくことがあります。
こちらは長い停滞期もコツコツ続けられた結果、また減り出した方のグラフです。
こういうケースもあるんです。
落ちなくなってきたときに、イライラしたり落ち込んだりするんじゃなくて
今までのダイエットが成功してきたことを再確認して、自分をほめていただきたいと思います^^
そして「ホメオスタシス」に負けないように「自分がどうなりたいのか」を思い描きながら
常に意識して生活することが大事です。
♦今日のつぶやき♦
昨日、ナギサさんが最終回でしたね。
個人的に結婚はないと思ってたのですが(笑)、ハッピーエンドでよかったです♪
多部ちゃんのお洋服もそうですけど、イアリングとかも可愛かったですよね!
あのファッションも見れなくなると思うとちょっとさみしいです。
Blog No 953
虎ノ門漢方堂のダイエットとは ⇒ 更年期障害・自律神経失調症・鬱 ⇒ 腰・肩・関節・ひざの痛み・リウマチ
◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら