こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。

今、コロナコロナで毎日を不安な気持ちで過ごしていらっしゃる方も多いと思います。
特に40~50代はいろいろなことを抱えている年代なので
普段からも不安感を持ちやすいと言われています。
ホント心配事って絶えませんよね^^;

おまけにこの季節は気温の上下も激しくて、自律神経が乱れやすい時期でもあります。

 

不安感を食事で改善!」という記事を
心療内科のお医者さんが書いていらっしゃったのでご紹介しますね。
(Web eclatより 姫野友美先生による)

気持ちがふさぎ込むときは、エネルギー不足のサインでもある。
つまり、元気のもととなる栄養素がきちんととれていないということ。

「なかでも、タンパク質はとても重要。
なぜなら、セロトニンやドーパミンなど、幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質の材料は、タンパク質だからです。
セロトニンは、タンパク質が分解されてアミノ酸になり、そこから合成されてつくられます。
合成する際に必要なのは、ビタミンやミネラルなどの『補酵素』や『補因子』。
つまり、タンパク質を中心としたバランスのとれた食事こそが、神経伝達物質を増やすのです」

「食事には、肉や魚などの動物性タンパク質と、大豆製品に含まれる植物性タンパク質の両方を取り入れましょう。
分解されたアミノ酸のバランスがグンとよくなります」

 

少し前に、このブログでもたんぱく質のお話をしたと思うのですが、
動物性と植物性を摂ることと、
プラス、ミネラル・ビタミンなどバランスのよい食事をすることが大事です。

そして、もう1点お話されています。

「精製された炭水化物やスイーツなど糖質の多い食材ばかりを食べると、血糖値が急上昇する。
すると、これを下げようとインシュリンが分泌されて、血糖値が急降下。
血糖値が急激に下がると、眠気や集中力の低下が起こるので、
血糖値を上げるために今度はアドレナリンやノルアドレナリンが分泌。
これにより、気持ちが不安定になってしまうのです」

血糖値の急激な上昇・下降が、気分も不安定にしてしまうということです。
なので、血糖値があまり変動しないような食べ方を意識しましょうね。

 

両方ともダイエットにおいても大事なことですよね。
言い換えれば、健康でいることで精神的にも安定するということなのかもしれません^^

 

そういえば昔、友達が「夜中目が覚めたときに不安で眠れないことがある」と悩んでいたときに
わたしもそういう夜があったので「わかるよ~」みたいな話をしたら
「同じだと思うと気が楽になった」としばらくして眠れるようになったそうです(笑)

不安なのは自分だけじゃないと思うと、ちょっと安心したりしますよね。
「そういう時期だから仕方ないか~」と、不安になっている自分を受け止めて
割り切ってしまうのもひとつの手かもしれませんね。

 

そして、おまけで・・・
よくお話しているのですが、
自分が「楽しい、うれしい、気持ちいい」と思える時間を大切にしてくださいね。
不安の解消に、癒しの時間はすごーく大事です。

昨日ご来店のお客さまも、今度お友達とある方のコンサートに行かれるのに
あるお洋服をふたりで着て行かれるそうなんです。
それをきれいに着こなせるように頑張るとおっしゃっていました。
秋になるか冬になるかわからないけど・・・と。
そういう楽しみを作って、それに向けて毎日を生きていくというのも素敵ですよね!

 

まだまだ先は見えませんが・・・、
今できることをやって何とか乗り越えていきましょう^^

 

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371



◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。

※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら