みなさん、ちゃんと寝ていらっしゃいますか?
世界の中でも日本は睡眠時間が短いようです。
このブログでも何度も記事にしているので、
みなさんよくおわかりだと思うのですが、睡眠は大きくダイエットに影響しています。
睡眠不足はホルモンが乱れたりして、食欲増進したり
代謝が落ちてしまったりなど、身体に様々な影響を与えてしまうのです。
こんにちは^^
このブログをご訪問いただきありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
先日見た雑誌に睡眠についての記事を見つけたので
ちょっとご紹介したいと思います。
(通販生活 春号より)
脳研究者の池谷裕二さんと、女優の渡辺えりさんの対談形式になっていました。
タイトルは「睡眠は、世のため、人のため、脳のため」です。
その中から、興味深い内容のものをピックアップしたいと思います。
オックスフォード大学で行った実験調査で
睡眠不足の人は睡眠を十分にとった人と比べて、他人を助けたいという気持ちが
78%も低下したという。
人を助けるかどうかの判断は当然ながら脳が行うわけですが
睡眠不足が感情の認識や他人への信頼感を低下させるのではないか、
という仮説が立てられたそうです。
睡眠は「休息の時間」考えられがちですが、脳に言わせればまったく逆。
大脳皮質の神経細胞はむしろ眠っている方が活発に活動しています。
睡眠は脳が記憶の整理整頓をしている時間ともいえます。
「睡眠は脳の洗浄」
脳と脳からつづく脊髄には脳脊髄液という液体が循環していて
栄養分を運んだりたまった老廃物を取り除いたりしているのですが
睡眠中はこの脳内液体の循環スピードが3.5倍に高まるという
ネーダーガード博士らの研究者の報告が「サイエンス」という学術誌に発表されています。
睡眠にはひらめきをうながす力もあって、脳をクールダウンして休ませることで
考えを熟成させる、いわゆる「怠惰思考」の役目もします。
夜に寝ないと前日に活性化した脳回路が興奮しっぱなしになって
翌日の学習力が下がると言う研究報告もあります。
睡眠が脳のリハビリになる。
睡眠をとると、脳の神経細胞が伸びて新たな回路をつくるなどの
「変化」が促進されます。
(以上、対談内より池谷先生のお言葉を抜粋せていただきました)
いかがですか?
寝ている間に、脳は本当にいろいろ動いてくれています。
よく眠ることは人のためにもなってるんですね^^;
最近「なんだか周りに優しくできないなぁ」という方は
もしかしたら睡眠不足になっていませんか?笑
そして、寝ている間に活発に動いてくれている脳のためにも
しっかりと寝てあげましょう。
それが脳のため・・・・もちろん自分のためになるのです。
いいアイデアも浮かぶかもです!
少しでも早くお布団に入るように意識してみてくださいね^^
♦今日のつぶやき♦
先日、こんな見たことないお野菜を発見!
思わず買ってしまいました。
カリフラワーの一種みたいですが、名前も可愛いですよね。
「オレンジ美星」
ゆでででも黄色いままです。
味もカリフラワーみたいで美味しかったです♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
Blog No 1281
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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら