こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
今日は雨がそんなにひどくならなくてよかったです。
「若いころは太ってもすぐに戻ったのに、今は全然戻りません」
「最近は食事を減らしてもなかなか痩せません」
「年々太っていきます」
みたいな声は、お客さまからよく聞かれます。
年を取るにつれて痩せにくくなる・・・というのはなんとなくご存知だと思うのですが
その主な原因は、基礎代謝の低下です。
基礎代謝・・・・動かなくても寝ていても消費するカロリーのことで
代謝は主に、筋肉・内臓で行われます。
この基礎代謝は、なんと10代をピークにして、それから徐々に下がる一方なのです!
50代の女性の基礎代謝量は、8歳くらいの子供と変わらないそうです^^;
(TANITAさんHPより)
ダイエットの基本、摂取<消費になると痩せるのですが
この「消費」の70%が、今お話している基礎代謝なのです!!
なので、基礎代謝が落ちる=消費カロリーが減る=太りやすくなる
という残念な方式が出来上がってしまいます・・・・。
なので、若い時と同じ食事をしていると、消費カロリーが減っていく分
脂肪として蓄えられて太ってしまうというわけなのです。
筋肉も同じように、年々落ちていきます。
80歳ころには若い時の半分になってしまうとも言われているそうです・・・。
代謝を行う筋肉が減るわけですから、必然的に代謝は落ちますよね。
また女性の場合、女性ホルモン(エストロゲン)も年々減少していくことで
これもまた代謝が落ちる原因になるのです。
閉経後急に太りやすくなる方もいらっしゃいます。
その他、子育て時代よりも身体を動かさなくなることや
自分の時間ができて間食をしたり、ランチなど外食の機会が増えること、
などなど、様々な要因で太りやすくなります。
筋肉を増やせば代謝も上がるのですが、運動で増やそうと思っても
なかなか難しいですよね^^;
他にもできることがありますので、お話すると・・・
まずは食事を見直していただきたいです。
量だけを極端に減らすのではなく、糖質を減らし、タンパク質・ミネラル・ビタミンなどはきちんと摂取するようにしてください。
大事な栄養素まで減らしてしまうと逆に代謝も落ちてしまいます。
内臓も代謝に大きく関わっています。
内臓を大事にするために、食べ過ぎないことや、よく噛んで食べること。
冷たいものを控えること。よく寝ること。
など、いつもお話していることですね^^
そして、普段生活の中でこまめに身体を動かすこと。
筋肉を増やすのは難しいけど、動かして刺激することで血流もよくなって代謝も上がります。
寄る年波には勝てないと言いますが
少しでもできることはやってみませんか^^
先日の新聞のコラムで素敵な詩を見つけましたのでご紹介しますね。
赤塚不二夫さんに谷川俊太郎さんが詩を寄せられたそうです。
自分トフタリッキリデ暮ラスノダ・・・
自分ガニコニコスレバ
自分モ嬉シクナッテニコニコスルノダ
自分ガ怒ルト自分ハコワクナルノデ
スグニ自分ト仲直りスルノダ
自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ
自分ハ自分ニ優シクスルノダ
自分ハ自分ガ好キデ好キデタマラナイ
自分ノタメナラ生命モ惜シクナイ
ソレホド自分ハスバラシイノダ
なんだか優しい気持ちになりますね^^
みなさんも自分のことを大事にしてください。身体も心も・・・・・。
ダイエットもそのひとつだと思います。
虎ノ門漢方堂のダイエットとは ⇒ 更年期障害・自律神経失調症・鬱 ⇒ 腰・肩・関節・ひざの痛み・リウマチ
◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら