ダイエットのお客さまに書いてもらう問診票の欄に「ストレス」という項目があるのですが
ほとんどの方は記入されています。
「仕事」「育児」「同居」などなど・・・・。
この「ストレス」いろんな病気の原因になったりしますがダイエットにも関係してきます。
こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
ストレスを感じると身体が反応して「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールを出します。
このホルモンが曲者で、ダイエットに関してもいろんな影響を及ぼします。
①ストレスに立ち向かうために、エネルギーを必要以上に補充しようと
脳に働きかけて、食欲を増進させます。
普段以上に食べてしまったり、近くにあるものをついつまんでしまうのは、そのためなのです。
②食欲を抑える働きのある脳内ホルモンのセロトニンという癒やしホルモンを減少させてしまうため、
ストレスが続くとセロトニン不足になり、食欲の暴走を招くことに。
③インスリンの働きをおかしくするため、食べたものが体脂肪として蓄えられやすくなります。
④筋肉作りに影響する成長ホルモンの分泌を抑制するため
代謝も悪くなり、脂肪が燃えにくい体になってしまいます。
こんなイヤ~なホルモンを出してしまうストレスですが
「食べる」という行為でストレスを解消しようとしてしまう方も多いと思います。
特にストレスを感じた時に、甘いものを食べたくなることがありますよね。
これは、甘いものを食べることによって「セロトニン」の分泌が増えるためだと考えられています。
セロトニンは、「幸せホルモン」と呼ばれ、精神を安定させる働きがあるのです。
なのでストレスがたまった時に、
つい甘いものに走ってしまうことは仕方のないことかもしれません。
まずはよく言われることですが
食べる行為以外のストレス解消法を持つことが大事です。
趣味とか好きなものとか、癒されるものとか・・・・。
そういうものをいくつか持っておいて、「あ、やばい」と思ったときには
そちらで対処できるといいですよね。
でも「食べる」という行為は簡単なので、そっちに走ってしまうんだと思います。
そんなときは「食べる」の中身をちょっと考えてみてください。
ストレス食いややけ食いしちゃうときに、食べたものって覚えてますか?
そのへんにあるスナック菓子とかどうでもいいお菓子なんかを食べていませんか?
どうせ食べるんだったら、本当に食べたいもの、美味しいものを食べませんか?
大好きなお菓子やちょっと高級なお菓子を用意しておくのもいいと思います。
つらいときにそっと出してきてゆっくり味わうんです!
そういう食べ方って、お腹だけじゃなくて心も満足しますよね^^
あとはお友達やご家族なんかと、おしゃべりしながら食べることで
もっとストレス解消につながると思います。
ダイエット中、そういう「幸せな時間」を作ってストレスを乗り越えていってほしいと思います。
そして、抑えられずに食べてしまったときも
ご自分を責めるんじゃなくて、
「そんなわたしもしょうがないよね~、そのときは満足したんだからよしとしよう」
みたいに認めてあげて、次のステップに行ってくださいね^^
♦今日のつぶやき♦
この前のお休みの日に、年賀状書きに着手いたしました!
3分の2ほどはあて名書き、終わりました。
目が疲れます・・・・^^;
そして、なるべくひとこと、添え書きするようにしているのですが
何を書くのか・・・人によってはかなり頭を使って疲れます(泣)
年賀状をやめるお宅もチラホラ出てきていますね。
それも楽なのかなぁと思いつつ
年賀状だけでつながっている人との縁が切れてしまうのがなんだか悲しいので
わたしはやめたくないかな。今のところ。
芦田愛菜ちゃんが出てるCMでも言ってましたよね。
「1年に1回、大事な人のことを想う」みたいなことを・・・・。
確かに書くときともらった時、その人のこと考えますよね~。
というわけで、残りの分も頑張って書かなければ!!
Blog No 1164
虎ノ門漢方堂のダイエットとは ⇒ 更年期障害・自律神経失調症・鬱 ⇒ 腰・肩・関節・ひざの痛み・リウマチ
◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら