日々、脳の衰えを感じる今日この頃ですが^^;
先日ある冊子で、
「勘が働く」「疲れにくい」イケてる脳になるための
「脳のトリセツ」なるものが掲載されていました。
こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」などを書かれた
人工知能研究社の黒川伊保子先生に伺った記事です。
大事なポイントは2つ書かれていました。
・血糖値の乱高下は脳の働きを悪くする
脳をきちんと機能させるためには、エネルギーを脳に安定供給することが不可欠です。
脳のエネルギーとなるのは、ブドウ糖=血糖。
つまり血糖値を安定させる食事の摂り方が最も重要です。
低血糖になると、頭が働かず、性格も悪くなります。
低血糖を作り出すのは、なんと糖質の取りすぎ。
「特に空腹時に糖質だけ摂取すると、血糖値が上昇し
その反動で低血糖症に陥るのです。
たんぱく質や野菜も摂取して、血糖値の上昇を穏やかにしましょう」
・質のよい睡眠が脳を進化させる
脳を鍛えるには、質のよい睡眠をとることも重要。
質のよい睡眠とは、眠りと目覚めを制御する脳内ホルモンを出せているかどうかです。
夜「メラトニン」が出ると眠くなり
朝「セロトニン」が出るとすっきり目覚めます。
この2つをきちんと出すには
早寝早起きの習慣と、光と闇を作る環境が大切。
他に、好奇心を生み出す「ドーパミン」、集中力を生み出す「ノルアドレナリン」
この2つは汗ばむ程度の運動で分泌されます。
適度な運動による疲労感は睡眠にもよい影響を与えるので、週に数回取り入れましょう。
いかがですか?
血糖値の乱高下については聞かれたこともあるかもしれないですね。
お菓子ばかり食べていると、キレやすい子どもになる・・・みたいな。
お菓子だけでなく、パンや麺類だけで食事を終わらせてしまっている方も同じです。
血糖値が上がりやすいものは、太りやすいです。
ここで言われているように、食べ順などを意識してなるべく血糖値が安定する食事をしていきたいですね。
ふたつめの睡眠については、みなさんよくおわかりだと思います。
そして寝ている間に体重は減ります!
なるべく質のよい睡眠を取ることで、減り方も大きく変わってきます。
血糖値も睡眠も、ダイエットにも大きく関わってくる大事な要素です。
そして黒川先生は「イケてる脳」になるために生活習慣を変えていくプログラムも紹介されていましたので
簡単にご紹介しておきますね。
①真夜中てっぺん(22時~2時)は目を休める
②寝る前の甘いもの、アルコールはほどほどに
③朝食に卵を摂る
④足裏を磨く
⑤夢中になれる時間を持つ
⑥ブレーキ言葉を封印
⑦朝イチのルーティンを決める
「イケてる脳」そして「太りにくい身体」を手に入れるために
できることからやってみませんか^^
♦今日のつぶやき♦
昨夜NHKの「クローズアップ現代」で、天気による不調について取り上げられていました。
わたしは大丈夫なのですが
雨が降ると頭痛がするとか、気圧の変化で体調崩すとか・・・
女性に多いようです。
その対策について紹介されていました。
耳を引っ張ったりする方法なのですが
わたしもやってみたら、なんだか気持ちいい~です。
興味のある方は一度試してみられてはいかがでしょうか^^
(詳しくはクローズアップ現代のHPで)
Blog No 1194
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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)
◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371
◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。
※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら