こんにちは^^
いつもありがとうございます。
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
昨日は、震災の被災地にかかった虹の写真の記事を読み泣き、
高校野球が中止になって球児が泣いてるのを見て泣き・・・
つらい1日でした(T_T)
でも、今日はお天気ですし、気持ち入れ替えて過ごしてます!

 

この書庫は、今までの記事でアクセスの多かった人気記事をときどきアップして
新しいお客さまにも読んでいただきたいと思って作ったものです。
もちろん、いつものお客さまにも再度確認していただけるとありがたいです。
決して手抜きではありませんので(笑)

今日は停滞期についての記事です。
ダイエットには付き物と言われている「停滞期」。
どうしてもイライラしたり、凹んだりしてしまうことも多いと思いますので
参考にしていただけるとうれしいです^^

 

停滞期」というのは人の身体で起こる正常な反応です。

体重が減ってくると、身体の中の防衛反応のようなものが働き
危機感を感じ、基礎代謝を抑えるようになるのです。
恒常性と呼ばれるもので、今の状態を保とうとする仕組みです。

そのため、今までのようにいい調子で減らなくなることが多いのです。
どのくらい体重が減ってから来るとか、期間はどのくらい続くのかというのは、人によって様々です^^;

その際、もっと減らしたい一心で食べる量を減らしてしまうと
尚更身体は危機感を感じで代謝を落とすようになります。
逆効果になってしまうのです。

なので、そんなときこそ食事はきちんと摂っていただきたいのです。
特に、タンパク質やミネラル・野菜など栄養バランスを意識してください
そうやって栄養を与えていくことで身体も安心してまた減っていくのです。
(もちろん糖質の摂りすぎには気をつけてくださいね)

何キロも減ったあとにやってくる大きな停滞期だけでなく
グッと減った週の次はあまり動かない週があったりして
小さな停滞期のようなものも繰り返しやってきます。
お客さまのグラフを見ているとよくわかります。

そんなときに焦ったり落ち込んだりすることなく
淡々とやるべきことをやっていれば、またそのうち落ちてくることも多いのです。

停滞期は普通の正常な反応だと思ってくださいね^^

ごくまれにですが、そんなに止まることなく順調に減っていかれる方もいらっしゃいます。
なので「今に停滞期が来る~きっと来る~」みたいに常に考えたりするのは避けてくださいね。
脳が全部聞いてますから。

こんな風に身体の仕組みをちゃんと知っていることで
焦ったり落ち込んだりすることなくダイエットを継続していくことができるのです。

停滞期もお友達だと思ってくださいね^^

 

 

 

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371



◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。

※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら