第77回 頭痛・腰痛、急がば回れ?(問診4)

頭が痛くなったり治まったりしながらグズグズ続く慢性の頭痛は、足腰の弱り・気の弱り・冷え性・気血の不足など何かが弱ったり不足している状態が原因の場合があると中医学では考えています。

例えば、足腰の弱りが原因と考えられる場合では頭痛の他に耳鳴り・めまい・腰がだるいなどの症状が現れたり、気の弱りや不足が原因として考えられる場合には疲れるとますます頭痛がひどくなるという具合にそれぞれに特有の症状を伴うことが多いものです。

そして、こういう場合には、いくら鎮痛剤を飲んでもそのときだけ少し楽になるだけでまた同じことをくり返すことになります。こんなときは、「急がば回れ」で原因を改善する治療も一緒にしていくと、鎮痛剤を使わなくても頭痛が楽になったりします。

また、頭痛だけでなく、身体の痛みもどう痛むかでその根本的な原因が分かることがあります。

例えば、シクシクといつまでも痛むとか身体に力が入らないときは気血の不足が原因であることが多く、お産の後に起こりやすい腰痛などが該当します。また、足や腰がいつまでもダラダラと痛み疲れると悪化するという場合は、中医学で腎虚という五臓の腎の弱りが原因のことが考えられます。

その他にも、重だるい痛みは湿気によるもの・突っ張る感じの痛みはストレスによるもの・針で刺されるような固定性の痛みはその部分の血行不良か炎症によるものとか、痛みにもいろいろ特徴があります。

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