第172回 中医学的に、病気に罹り易い人は・・・

私たちの身体を保持している
基本的な要素である
気・血・水の量やバランスは、
毎日少しずつ変動しています。
そして、その変動の度合いが
体内の復元力によって
元の状態に戻れる範囲内にあれば、
身体は健康な状態を維持していくことが出来ます。

また、復元力が働いて
元の状態に戻れる範囲には
どうしてもある程度の個人差が生じますが、
それが同じことをしていても
「病気になりやすい人」と
「病気になりにくい人」とに分かれる大きな原因です。

一般に、歳を取ったり
栄養状態が悪くなってくると
これらの範囲もだんだんと狭くなってくるため、
当然ながら身体の回復力のほうも
低下してきますが、
身体の栄養状態、血液の循環、新陳代謝などを
良好な状態にしておけば、
ある程度この幅を大きくすることは十分に可能です。

「食欲のある老人は、元気で長生きをする」
という話がありますが、
それは上記のことからも確かな話です。
ちなみに、うちの父親も現在83歳ですが、
とても元気で
いまだにハンバーガーやフライドチキン、
ビーフステーキ、焼き肉などを
パクパクとよく食べています。

※気・血・水の量は
何れの要素が不足しても、過剰になっても、
バランスが崩れて病気の発生につながります。
中医学では、不足している状態を「虚」、
過剰になっている状態を「実」といい、
その中間に位置していることを
正常な状態すなわち健康であると考えています。

サブコンテンツ

ページの先頭へ

メニュー