日常生活をおくるのに、ひざの関節はとても重要です。なぜなら、身体を支えたり、動かすことができなくなるからです。

ひざの関節は、身体を動かす、支えるという、二つの大切な役目を担っています。ひざに過度の負担が掛かると、関節や半月板などの軟骨部分の弾力性が失われ、変形して、すり減っていきます。軟骨には、衝撃を吸収するクッションの役目があるため、すり減ってくると歩行や階段の上り下りに支障をきたすようになります。また、過度の負担が掛からなくても、老化により骨を支えている筋肉が衰えたり、軟骨が減少したりすることで、ひざへの負担は徐々に増していきます。
 
【変形性膝関節症】変形性膝関節症は老化によって、関節の軟骨部分が減少して起きる病気です。初めは、ひざのだるさやこわばりなどを感じるだけですが、歩行中や階段の上り下り、正座などをするときに、強い痛みを徐々に感じるようになります。肥満は、ひざに大きな負担を掛けます。O脚が進行して、ひざの負担が増す悪循環を生み出します。また、関節の動きが悪くなると、動きをよくしようと関節液が過剰に分泌されるため、ひざに水が貯まりやすくなります。その結果、ひざが腫れて関節がさらに動きにくくなっていきます。
 
【変形性股関節痛】股関節は、脚を前後に伸ばす、曲げる、広げる、閉じる、回転運動もできるたいへん器用な関節です。また、股関節は太もものつけねにあり、身体を支える重要な役割を担っているため、とても丈夫な構造になっています。股関節の周囲も、靭帯や筋肉によって二重三重に補強されています。股関節の痛みは、股関節自体に問題がある場合と周囲の筋肉に原因がある場合とに分かれます。股関節自体の痛みは、主に老化による軟骨の減少で起こります。一方、股関節周囲の筋肉痛は、関節の痛みをかばったことによる筋肉疲労がほとんどの原因です。生まれつき股関節がずれている、くぼみが浅く形が不十分な先天的なケースもありますが、大半が年数を経て股関節に異常が現われたものです。

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城戸克治

虎ノ門漢方堂アドバイザースタッフ
城戸常雄 医学博士(京都大学医学部卒、元京大病院医師、元米国立衛生研究所)
城戸宏美 看護師・登録販売者(福井県立大学卒、元福井大学医学部付属病院)