現在、中国および香港を中心に東南アジアの国々では、正確な情報もわからないまま国家の対応にも不安を感じながら、新型肺炎の感染に人々は戦々恐々とした日々を送っています。

また、テレビではほぼ毎日のように人々がマスクを着用している姿が放映されており、アジア各国ではキムチやヤクルトが新型肺炎に効くというウワサで急激に売れる騒ぎになっています。

以前、インフルエンザ特集のところで「板らん根(板藍根)」という生薬のことを書きましたが、ハイハイQさんに深堀敬三さんが書いておられるコラム「あなたも中国株通!」4月22日掲載分の第50回にも、板らん根のことが「新型肺炎の治療薬として公認されたわけではないが現在中国では飛ぶように売れており、販売会社の株まで高くなっている」というふうに書かれています。

1987年初冬、上海市でウィルス性のA型肝炎の爆発的流行が起こり、1000万前後の人口を持つ上海全市にまたたくまに拡がったことがあります。この時、上海市と県政府は緊急通達を出して学校・企業にも臨時医療ステーションを開設し全市の伝染病病床を2800床から約10倍の数に増やして、患者の治療と感染の予防にあたったそうですが、このときにも板らん根が中国全土から上海に集められて、すぐれた効果を発揮して活躍したと聞いております。

よく考えてみれば、新型肺炎もA型肝炎も、同じような感染の仕方をしているようですし、板らん根はウィルスにも細菌にも効果があるわけですから、利用されてもまったく不思議ではありません。また、この薬草は中国では家庭の常備薬とされており、風邪などにもたいへんよく使われますし、副作用のこともほとんど心配する必要もありません。日本でも、現在入手することは簡単にできますし、値段もそれほど高いものではありません。

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

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