平均寿命において、女性が男性に比べて
10年以上も長生きするのは何故でしょう。
女性ホルモンの影響で
動脈硬化の進行度が遅くなるとか、
活性酸素の害に対して
女性の方が防衛能力が高い
とかいった説がいろいろとありますが、
どれが一番正しいことなのか
未だに見当がつきません。

先日、ある本を読んでいて
こんな考え方もあるのかと思ったのは、
「女性は、貧血だから長生きする」という
血液の流れを研究している方の仮説でした。
その方の話によれば、
血液の流れぐあいを男女でみると
女性の方が男性よりも血液がうすく流れやすく、
その分だけ血管の負担が減って
さらに心臓も長持ちするということです。

言われてみれば、確かに
女性で貧血の人の割り合いは
男性と比べるとはるかに多いですし、
貧血の人は大抵、
血液がうすいものと決まっていますから、
この仮説と妙につじつまが合います。

あまりにも単純で突飛すぎる理論ですが、
中医学の於血の考え方にも、
血管収縮物質「エンドセリン」の研究で
世界的に有名な 眞崎知生 先生の
「血管は、単なるパイプではない」
という学説にも
不思議と合致しているような気がします。

※血液が10%流れやすくなれば、
  心臓と血管の負担は10%減少します。
  つまり、寿命が一割ほど伸びるというわけです。
  日本人の2003年度の平均寿命を元に、
  男女の血液の流れやすさを試算すると
  男性は女性に比べて約9%ほど
  血液が流れにくいということになります。

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

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