第96回 ヒポクラテスの爪とは?

中医学では、五臓六腑の肝と胆の系統が弱くトラブルを起こしやすいひとの性格は、すぐ興奮して怒る・イライラしやすい・短気である・そわそわして落ち着きがない・他人に対して攻撃的である・気が変わりやすいなどの傾向が見られるとされています。

人相的にも目つきが鋭いタイプのひとが多く、感受性が強く物事に対して敏感で、特に女性では生理前になるとイライラしてヒステリーを起こしたり乳房が張って痛むなどの症状が現れます。

体質的には、頭痛・肩こり・顔面の紅潮・目の充血などを起こしやすく、眉間やこめかみに青筋が浮き出るようになることもあります。また、身体が疲れたり調子が悪くなると、疲れ目・かすみ目・目の痛み・視力の低下など目に不具合いを生じやすく、不調がさらに続くと筋肉がこわばる・悪い夢を見る・寝つきが悪い・神経性の胃腸障害・爪がもろくなるなどの症状が出てきます。

また、中医学では、爪は気・血・水の血により養われているとされ、爪がもろくなったり・うすくなったり・デコボコや白い斑点のようなものが出てきたら、肝臓の病いや体内の出血などを疑えといわれています。

西洋医学でも、爪の甲が指の先をまるく包み込むように伸びた状態のものはヒポクラテス爪と呼ばれ有名ですが、これは指先など末梢の循環障害を示しているとされ慢性のうっ血性心疾患や肺疾患を疑います。

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