第75回 恥ずかしい思いをさせないで(問診1)

問診(もんしん)とは、中医学の中でも最も重要な診察法で患者さんにいろいろ質問して答えてもらいます。

例えば、現在の病気や体の状態で、あなたが一番困っていることはどの点か・それらの経過はどうであるか・他に気になる症状や体調の変化はないか・食欲はあるか・よく眠れるか・便秘しないか・小便の回数はどうか・口が渇かないか・疲れ易くないか・体温はどれぐらいあるか・精神状態はどうか・皮膚や爪さらに頭髪の状態はどうか・目や耳は大丈夫か・・・など、その方の身体に関してのいろいろな情報を必要かつ十分に聞き出します。

また、場合によっては、既往症や家族とその健康状態・病歴なども聞かなければならないこともでてきますし、女性ならば、生理・妊娠・出産・流産などのことも聞く必要もあります。ただし、プライバシーに関わることや患者さんが答えにくい質問などについては、いやな思いや恥ずかしい思いをしないでいいように当然、配慮することが必要で、いろいろ工夫してあげなければなりません。

このように、問診はいろいろなことを細かく聞かなければならないので、聞くほう聞かれるほうお互いに面倒ではありますが、病気の原因と関連している情報を得られることがたいへん多く大切なものです。さらに、問診を行うことは、他の診察法で得られた情報の確認にもなりますしいろいろ疑問な点を解く意味でも欠かすことができません。

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