第67回 可哀想な少女の物語

食中毒の予防として、肉食が多いヨーロッパではパセリ・タイム・セージ・レモングラス・ミントなどのハーブ類やマスタード・コショウなどの香辛料を料理によく使います。

中国では、スベリヒユという雑草をサラダや炒め物などにして食べたりしますが、この雑草は薬用にもよく使われます。正式の生薬名は馬歯(ばしけん)といい、茎は赤色・葉は緑色・花は黄色・根は白色・実は黒色いことから五行草とも呼ばれています。

中医学では、細菌やウイルスなどの微生物による伝染病や感染症を熱毒といいますが、この五行草には熱毒を解消する作用があるとされ、特に腸管の病原菌を抑制することから急性の胃腸炎や赤痢にも用いられてきました。

この五行草に関することですが、継母に虐げられていた娘が赤痢で食べ物もろくに与えられずあまりの空腹のためにこの草を食べたところ赤痢が治ってしまったという逸話が中国にはあるそうです。食べ方は、茎や葉を茹でておひたしにしたり・油炒めにしたり・味噌汁の具にしたり・味噌和えにしても美味しく食べれます。

また、五行草は殺菌と利尿作用があるため、膀胱炎・尿道炎・腎盂炎などのへそから下の感染症にもよく使われます。

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