第51回 ストレスでSARS発症?

現在も、中国・台湾を中心にして新型肺炎(SARS)は猛威を振るっておりますが、まだ予防や治療の方法がはっきりとわかっていません。また、SARSの原因とされているコロナウィルスは風邪のウィルスの一種で主に呼吸器に感染し、38度以上の発熱・咳・風邪のような症状がでるという一応の診断基準はありますが、確定できるほどきちんとしたものではありません。

現在までのSARSに対しての報道によれば、若い人には死亡者が少なく高齢者の方ほど死亡者が多いというように、年齢によって症状の重さなどにかなり大きい差が出ています。このことから、推測すればおそらくエイズなどと同じように体の免疫力が低下してくると発症してくるものではないでしょうか?ですから、免疫力が高ければSARSはあまり発症せず低ければ発症するともいえます。

免疫というものを簡単に説明しますと、それは私たちの体を病気などから守ってくれる仕組みで、その中心となる細胞が白血球であり顆粒球とリンパ球の二つに大別されます。前者は主に細菌など大きいものを受け持ち、それらを食べて処理します。

後者は主に抗体を利用した狭い意味での免疫反応により、ウィルスなどの小さいものの処理を受け持っています。また、顆粒球とリンパ球は、交感神経と副交感神経という自律神経の支配を受けてその比率が調整されています。

例えば、ストレスや働きすぎなどの状態が続きますと、交感神経が優位になり顆粒球が増えます。この場合、細菌感染などに対しては都合がよいのですが、リンパ球の割合が減るということですからウィルスらに対しての抵抗力は弱くなることでもあります。

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