第36回 赤ら顔は要注意!

顔色が以前に比べて赤色っぽくなってきた場合、中医学では「心」の異常を疑ってみます。もちろん、元気なひとの頬の赤味は健康的なもので心配はいりません。(まれに、りんご病という病気の場合もありますが・・・)気をつけなければいけないのは、お酒の好きな方によく見られる赤鼻や赤ら顔で、あまりよいことではありません。それらは血管系の障害を現している場合が多く、少し注意されたほうがよいでしょう。

中医学でいう心は、心臓だけでなく現代医学の大脳の働きと循環器系の働きも持っていると考えられています。つまり、大脳の働きに相当する思考・判断・認識・記憶・感情などの精神の部分と、心臓と全身の血管系の働きの部分です。

例えば、狭心症や心筋梗塞の場合には不眠や不安感を伴うことが多く、病気がよくなるとそれらも解消されたりします。驚くと脈が早くなったり、深刻な悩みで胸が締めつけられる症状も以上の関係を表しているといえます。

また、眠れなくなったり物忘れをよくしたりさらに痴呆になるなどの大脳の働きに障害が起こっている場合には、中医学で心血虚・心陰虚と呼ぶ脳の栄養不足の状態が考えられます。簡単にいえば、心血虚の方は心の貧血傾向、心陰虚の方は心の体液不足の傾向を示しています。

サブコンテンツ

ページの先頭へ

メニュー