第33回「臨機応変に考えましょう」

同じ病気であっても東洋医学と西洋医学とでは、病気や健康に対する概念が大きく異なり、治療の方法も違います。そのため、お互いに得意な病気や不得意な病気があります。

東洋医学での治療効果が余り期待できない病気について、少し説明します。

○事故などによる損傷。
○脳卒中や心筋梗塞の急性期・劇症肝炎・ 腎不全・虫垂炎・腹膜炎・胆石症などの 手術や救命処置を必要とする病気。
○悪性腫瘍の初期 (手術や放射線などで完治可能な場合)・ 高血圧(数値がかなり高い場合)・ 痛風の発作時・肝硬変の増悪時など。
○肺炎・脳炎・髄膜炎・敗血症・腎盂炎などの重篤な感染症。
○結核・コレラ・赤痢・腸チフス・水痘・麻疹などの 伝染力が強く症状の重い病気など。
○精神分裂症・躁うつ病などの重い精神病。

以上の場合は、西洋医学的に治療したほうが効果的であると考えられます。

西洋医学と東洋医学、どちらのほうが優れているなどということではありません。お互いの足りない部分や限界を知り、両方の良い部分を上手に生かしながら補い合っていければよいのだと思います。

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