早いもので、もう12月。しかしなぜ、世間では12月を師走(しわす)と呼ぶのでしょうか。

12月は年末で、皆さん非常に忙しく、普段は走り回らない師匠でさえも趨走(すうそう)することから「師趨(しすう)」と呼ばれ、それがなまって師走になったという話を聞いたことがあります。

また、師は法師(お坊さん)を意味し、法師が檀家でお経を読むために馳せ回る「師馳月(しはせつき)」が語源になっているという話も以前に、どこかで聞いたことがあります。

さらには、「年果つる月(としはつるつき)」が“しはす”となったもので、師走は宛字とする説もあると聞きました。

個人的にも12月は非常に忙しい月で、ここ数年、毎年のようにいろいろなことで走り回っております。2年前には、「ハイハイQさん」に執筆することが決まり、原稿を書くのに四苦八苦していましたし、今年は、“痛み専門”のホームページの立ち上げで現在のところ、やはり四苦八苦しております。

<おまけ>
「なぜ、除夜の鐘は百八回なのか?」通常、煩悩(ぼんのう)の数といわれていますが、珍説がありました。皆さん、知っておられますか?
4×9+8×9=108(四苦八苦)。

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

◆虎ノ門漢方堂◆
〒915-0813 福井県越前市京町3-1-26
TEL 0778-22-2371



◆ この東洋医学のコラムは、虎ノ門漢方堂の薬剤師 城戸克治が、直木賞作家 邱永漢さんの依頼を受け、ほぼ日刊イトイ新聞の分家サイト「ハイハイQさん」に約3年間に渡り連載した医師/薬剤師向けの「中医学事始め」を一般の方向けにわかりやすく解説したものです。

※この記事の著者、城戸克治のプロフィールはこちら