第240回 カニとエビが特効薬に?

日本の整形外科のドクターの間では、
軟骨の再生についての見解が
いろいろと分かれているようですが、
慢性の関節炎の場合では、
魚・手羽先・豚足など、
軟骨を多く含んだ部分を煮たりして
毎日のように食べていた人のほうが
そうでない人よりも
改善のスピードが早いのは確かです。
おそらく、軟骨や骨の周辺の
ゼラチン質の部分に含まれる成分が
軟骨の再成を助けているためでしょう。

また、欧米では
慢性の関節炎などの補助治療に
硫酸グルコサミンがよく使われていますが、
これも軟骨を形成をするうえで
中心的な役割りをしている重要な成分です。
最近の研究によれば、
硫酸グルコサミンの継続的な摂取で
軟骨の合成が促進され、
変形性関節症の進行が
ある程度抑えられることが報告されています。

現在、グルコサミンは
カニやエビなど甲殻類の殻を
加水分解して出来たキチンキトサンを
さらに精製して作られています。
グルコサミンには、硫酸グルコサミンと
塩酸グルコサミンの2つのタイプがありますが、
硫酸グルコサミンの形のものが
軟骨の生成に使われていることが
医学的な研究で明らかになっています。

※グルコサミンという名前は、
  糖を表わすグルコースと
  タンパク質の構成成分であるアミノ酸から
  名づけられています。
  糖とタンパク質の複合体=グルコース+アミノ酸
  すなわちグルコサミンというわけです。

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