西洋医学の場合では、
変形性関節症の痛みの多くは
血液の流れが悪くなって
患部に供給される酸素が欠乏したり、
関節内の軟骨を分解する酵素が
滑膜を長時間刺激することが
原因ではないかと考えられています。

しかし中医学では、
水分の取りすぎ・腎臓機能の低下・
水分代謝を妨げる食べ物の摂取・
湿度の高い生活環境などの
体内に過剰な水分を生み出す要因も、
血行の停滞を引き起こし
痛みを増強するものとして捉えられています。

水分代謝を妨げる
食べ物として代表的なものに、
餅・あられ・せんべい・おはぎなどの
もち米を加工して作られる食品があります。

はっきりとした薬理作用は分かりませんが、
もち米が原料である食品を食べると
尿の出が悪くなって
水分が身体の中から抜けにくくなり、
何週間にも渡って
痛みが持続するという説さえあります。

また、
「打ち身をしたり歯を抜いたときには、
 餅をあまり食べないほうがよい」
というようなことを
よくお年寄りの方が言われますが、
本当に、ケガや手術をした時に
もち米から作られた食品を食べると
化膿したり癒着しやすくなる傾向が見られます。

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◆城戸宏美◆ プロフィール
元福井大学医学部付属病院看護師・登録販売者
(福井県立大学・武生高校卒)

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