第216回 医師の給料が高い、その理由は?

地方での医師不足の問題が
テレビや新聞などで
大きく取り沙汰されていますが、
それは当然の成り行きといえるでしょう。
なぜなら、これ以上、医師の数が増えると
医師の質が落ちるなどといって
日本医師会が医学部の増員や
増設に難色を示していたり、
多額の補助金が必要という理由で
厚生労働省のほうも
それをあまり認めようとしていないからです。

しかし、増員すると
医師の質が落ちるなどという意見は、
地方での医師不足や
全国的に救急医・小児科医が不足して
深刻な問題になっている現状を考えれば
とても納得がいくものではありません。

とくに現在は、検査や手術などの
医療技術も大幅に進んで
複雑になっているため、
医師がしなければならない仕事は
昔と比較にならないほど増えてきており、
少人数でこなしていくのは
非常に大変なことなのです。

今までは、医師の給料を大幅に高くして
給料に見合った量の仕事を
目一杯させようという考え方で
医師の不足を補ってきていましたが、
それもそろそろ
もう限界のような気がします。
これからの時代には、むしろ
高額な給料よりも医師を増員して
一人の医師にかかる負担を軽減する
ワークシェアリング的な発想への転換が
医師側にも行政側にも
必要だと思うのですが・・・

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