第205回 「代替医療」は、なぜ高額なのか?

代替医療ということでいろいろな健康食品が出回っておりますが、それらが果して効果があるのか、また価格が適切なのかということは闇に包まれている状態のような気がします。

主に代替医療はガンなどの難しい病気に対して使われる場合がほとんどですから、どうしても価格も高額になりがちです。また、1種類だけでなく数種類をすすめられることもあり、大変な金額になってしまうケースもよくあります。

確かに、それが非常に希少で入手が難しかったり、生産するのに大変なコストが掛かるのなら納得も出来ますが、多くは回りの業者がこれぐらいの価格で販売しているからだとか、これぐらいの金額にしないと
患者さんも有り難がらないし、販売代理店なども儲からないから力を入れて売ってくれないなど、患者さんの立場で考えていないくだらない理由による場合も多いものです。

お金がたくさんあってもお金が無くても、病気はお構いなしにやってきます。医療の本質は利潤を上げることではなく、人の生命を救うことにあるはずです。今は、成果を重視する時代だそうですが、すべてのことがそうであるとは思えません。

根本的な部分を見失わないように生きていくのは、口で言うほど簡単なことではありませんが、医療の世界で仕事をしていく上で、ぜひ頭の中に叩き込んでおかなければならないとても大切なことなのです。

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