第154回 「年輪」

若いときは、顔がいいとか可愛いというだけで人を判断しがちですが、年齢を重ねるごとに、自分の顔にシワが増えていくごとに、人間の顔の良し悪しがそれほどの価値を持たないことに気づいてきます。

例えば、ハンサムという言葉は、日本では主に顔の良し悪しを表わす意味で使われておりますが、英語で書けば“Handsome”で、辞書で調べてみれば外見のかっこ良さだけでなく、気前がいい・余裕がある・金払いがきれい・りっぱな・・・など、文字通りというかもっと奥の深い意味合いを持っています。

ということは、若いときはハンサムでなくても、経験的にも経済的にも少し余裕が出てくる中年になってから、敗者復活戦でハンサムになれるチャンスがまだ残されているということでもあります。それに、こちらのハンサムのほうは、老若男女の区別なしにモテる可能性がありますし、心がけ次第ではずっと長持ちします。

また、精神的にも肉体的にも余裕を持つということは、中医学的に見ても非常に大切でいわば健康作りの原点と云えるものです。

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