第176回 「漢方薬を効かせるコツとは」

漢方薬を効かせるコツはいろいろありますが、一番大切なのは吸収をよくすることだけでなく「排泄の部分」もよくしてやることです。

食べたものが胃腸に入って吸収され、不要なものが身体の外に排泄されてはじめて私たちの身体は十分に機能することができます。つまり食べて吸収するだけでは不十分で、食べたものの残りかすを処理して
排泄する力が充分にあることが必要です。

そうでないと、体内に生ゴミが溜まってしまい身体にいろいろと悪影響を及ぼしますし、お尻に栓をするようなものですから便秘にもなりますしだんだん食欲のほうも落ちてきます。

また、ヨガや太極拳などの呼吸法でも息の吸い方だけでなく息の吐き方もとても重要とされております。何故なら、肺の中の汚れた空気を十分に排出しないと新しくてキレイな空気を身体の隅々まで取り入れることが出来ないからです。

普通は体調が悪くなると栄養のある食べ物や効き目のよい薬を取ることばかりに目がいきがちなものですが、便秘気味なときなどでは入れることよりも先に出すことを優先したほうが結果的によくなる場合がほとんどです。

このように、後回しにされがちなことに根本的な解決の糸口が隠されていることは意外と多く、勉強すればするほど難しく思えたことが簡単に、簡単に思えたことが逆に奥深く感じます。

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