第148回 アイスクリームでダイエット?

アイスクリームは甘くて乳脂肪も多いので「太りやすい食べ物」というイメージが一般にありますが、食べた後の血糖値の上昇は割合にゆるやかで、インシュリンの分泌は急激に増加しません。そのため、意外と身体に脂肪として蓄積されにくく、太りにくい食べ物の1つということが出来ます。

さらに、アイスクリームは冷たく、食べると身体から熱を奪いますから、体温を元に戻すためにかなりのエネルギーの量が必要になります。そのため、摂取したカロリーより体内に吸収されるカロリーは意外なほど減少します。また、中医学では胃が熱を持つと食欲が増加すると考えられていますが、アイスクリームのような冷たい食べ物を適度に取ることで胃の熱が冷まされ食欲も正常に落ち着きます。

大体、乳脂肪8%のアイスクリームのカロリーは100グラム当たり180kcalで、ショートケーキ100グラム当たり350kcalと比べると約半分のカロリーです。そのうえ冷たい食べ物ですから、一度にそんなにたくさんの量を口の中に入れられませんし、食べるのにも割り合い時間がかかるためいつのまにかお腹も一杯になってしまいます。

ですから、上手にアイスクリームを利用すれば、ダイエットにも役立つ可能性がいろいろあります。また、アイスクリームのように美味しい食べ物は人の感情を安定させますから、ダイエットでのイライラを避けることも出来ます。

※余談ですが、アイスクリームの原料への空気の混入量を”オーバーラン”といい、その数値が高いほど舌触りが滑らかになります。普通のアイスクリームで60%、ソフトクリームで80%、シャーベット系では20%ぐらいが1つの目安です。

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