第127回 心臓病で倒れないために!

狭心症や心筋梗塞は動脈硬化が原因となっていることが多く、血液中の中性脂肪・コレステロール・糖分などがあまり増えすぎないように注意しなければいけませんし、喫煙やストレスなどは血管を収縮させる方向に働くため、出来るだけ減らしてやる必要があります。

また、アルコールは血管を拡張して血液の流れをよくしますが、同時に利尿作用も割合に強いため血液中の水分量が減少して血液が濃くなり、血管が詰まりやすい状態になります。

以上は西洋医学的な注意事項ですが、中医学では、そのほかに以下のような少し別の見方があります。

・血液が体内で停滞し、変性してドロドロの状態になって、血管に詰まる。

・心臓が心気虚や心陽虚といういわば心臓の元気不足や冷え性の状態になり、血液を力強く送り出せなくなって、血管が詰まってしまう。

・栄養分の取り過ぎで身体の中に過剰な熱が発生して、血液や体液が濃縮されて、血管に詰まりやすくなる。

また、適度な運動をすることが狭心症や心筋梗塞の予防によいといわれていますが、その理由は、適度な運動を毎日続けることが、全身の血管を拡張させて高血圧を防ぐ作用や血管の内側にプラークというヘドロのような汚れが沈着しないようにして動脈硬化を防いでくれる作用を持つたんぱく質を体内で合成するのに効果的だからです。さらに、このたんぱく質は細胞のエネルギーの取込み効率を高める作用もあるという話ですから、心臓の筋肉にとっても云うことなしです。

※適度な運動とは、身体が十分に温まる30分程度の早歩きが目安といわれていますが、あまり寒いときや疲れがひどいときの運動は逆効果になることがありますから、注意が必要です。

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