第122回 続、白い巨塔より・・・

白い巨塔のテーマ音楽であるアメイジング・グレイスは荘厳で魂を揺さぶるようなメロディと人間の心の奥底の苦悩を描いた非常にシリアスな詞を持つ歌でありますが、このような歌が作られたことの背景には侵略戦争や奴隷制度などで行なった数々の理不尽な行為に対してへの罪の意識があるのではないかと思います。

例えば、黒人や東洋人への人種差別や他の宗教に対しての迫害や攻撃。さらに経済的な利益を上げるための戦争など、現代ではタブーとなっている問題がこの歌が作られた時代には大きく存在しており、当時の人々の心の片隅にあった罪を悔い改める気持ちがこういう歌として現れてきたのではないでしょうか。

また、現代においても、宗教による正義の戦いというものは存在しそのために自分の生命さえ厭わない場合があります。果たして、そういう行為が正しいのか正しくないのかは私にはわかりませんが、かなり覚悟のいるものであることは確かです。

それらに比べれば、現在の日本は戦争もなく自由で平和なとてもよい国ではありますが、自由や平和に対しての感謝の気持ちや重要性の認識がひどく欠如しているように感じられ、このような状態をいつまでも続けていると今に世界の誰からも相手にされなくなるような気がします。

それを避ける意味でもまた日本や自分を再認識する意味でも、外国人を友人に持ったり海外を旅行したりして見聞を広めておくことは、現在、最も大切で必要になってきているようです。

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